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「レディ・バード」レビュー☆

2019年01月17日 01:09

「レディ・バード」レビュー☆

シアーシャ・ローナン主演他。2002年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎カトリック高校から、大都会ニューヨークの大学進学を夢見る自称“レディ・バード”ことクリスティン(シアーシャ・ローナン)。高校生活最後の1年。友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について。悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた話題作。青春の輝きと痛みを知る誰もが共感して心震わせる―これはあなたの物語。

5/10点!!クリスティンは嘘もつくし、言動にも一貫性がないし、思慮が浅くて、痛過ぎる子で、17歳にしてはかなり幼いです。しかも、やたらと自己肯定感が高い。何故、そんな本作が圧倒的に支持されたのだろう?とクリスティンの身勝手さに若干、不快感を覚えながら観ていたのですが、これが母娘の物語だとわかってからは、母親(ローリー・メトカーフ)の気持ちがめちゃめちゃ分かってしまい、旅立ちの切なさでいっぱいに(;_;)クリスティンが地元を離れることが決まってから、母親に必死に謝り続ける姿や、上京して、自分のアイデンティティが自分を愛してくれた存在や環境によって出来たものだと気付く件りも、切なくて良かったです。理想形ではない青春を生き抜くのも、そんな子どもたちを真っ直ぐに育てるのも大変!バカな子ほど可愛いし心配だけど、どうか一人でも皆に愛され、強く思いやりを持った子になりますようにと、親目線で彼女の人生の幸せを願う作品です。ティモシー・シャラメは美形だけどスカした役で残念でした(^^;)2018年公開。

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