自然に生きて

　朝から目の前に鳥が
たまり水を飲みに来て
くちばしつつき水を飲む
それもツガイのヒヨドリ
胸に斑点つけている
仲良く水をついばんで
ちらりとこっちを見たけれど
素知らぬ顔してじゃれている
やがて一緒に飛んで行く

　今度は蝶々がもつれるように
２匹でふらふら飛んでいる
語り合っているのかいないのか
何も気にせず自分達の世界
どっぷり浸かって何を語る
蝶も鳥も自由に飛んで
空の彼方に飛んでいく

　自然の緑が呼んでいる
仲間がいるだろうかの地へと
帰っていくのだろう
鳴き声がするのは集合の声
緑が少ない中でも
鳥や蝶や虫達は
探し彷徨いたどり着く
憩いの場を求めて
オアシスの木々や花の
あるところを探して
今飛翔する

　この時を生きたと言う証を残し