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「累‐かさね‐」レビュー☆

2018年09月09日 00:32

「累‐かさね‐」レビュー☆

土屋太鳳、芳根京子主演他。私はあなたになりたいの―伝説女優・淵透世(檀れい)を母に持つ少女・累(芳根京子)は、母親ゆずり天才的な演技力を持ちながら、容姿は母に似ず、顔の大きな傷にも強いコンプレックスを持って生きてきた。そんな彼女に母が遺した一本の口紅。その口紅は、キスした相手の<顔>を奪い取ることができる不思議な力を秘めていた。一方、美貌を持ちながらも演技に行き詰り花開かずにいる舞台女優丹沢ニナ(土屋太鳳)は、女優として大成することに執念を募らせていた。ある日、累は母の知り合いの男・羽生田(浅野忠信)を通じて、ニナと出会う。“美貌”と“才能”、自分の足りない部分を埋めるように導かれ、口紅の力で入れ替わった累とニナは、“美しさ”と“演技力”を兼ね備えた完璧女優丹沢ニナ”として一躍脚光を浴び始める。しかし、累とニナが同じ相手に恋に落ちたことで、ふたりの女優欲望剥き出しの愛憎劇が、今、幕を開ける―。衝撃のダークシンデレラストーリー

6/10点!!原作は最初の方だけ読んでます。若手の中ではずば抜けて演技力があり、“オーディションでかち合いたくない女優”の異名を取る芳根ちゃんがどこまでやれるか。打てば響くタイプの土屋太鳳が、芳根ちゃんにどこまで引き上げられるかを観に行きました。つまり、内容は二の次で演技合戦を観に(爆)この手の作品では珍しく浅野さんも出てましたし。それにしても、原作はホラーに近い画ですが、芳根ちゃんは普通に美人だし、スタイルも土屋太鳳より遥かに良かったので(喪服のウエスト細っ!)、あれでチェンジしたら誰でも気付くんじゃないかな・・・(爆)でも、二人とも演技は流石で、土屋太鳳はこれから舞台オファーが増えそうなくらい、醸し出す雰囲気が見事でした(*^^*) 芳根ちゃんも安定していて上手いです。ストーリーも、ハッピーエンドかバッドエンドかどちらに転ぶかわからない感じが面白かったです。どこか「ガラスの仮面」を彷彿とさせるくらい、よく出来た作品だと思います(*^^*) 口紅を使いきったらどうするの?整形すれば良いんじゃないの?とか、漫画特有の突っ込みどころは満載ですが、俳優さんを観ると意味では、お薦め出来ます。二人に翻弄される演出家横山さんじゃなくて、若手の注目株をキャスティングしてたら、もっとドラマティックだったのに、横山さんの何の爪も残さない演技はただただ残念でした( ´△`) 2018年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2018年09月10日 00:38

    > ロイ☆さん
    土屋太鳳のサロメはテレビサイズより映画サイズで観た方が見ごたえあると思います。なぜか、おじさん?が多かったです。誰のファンなんだろう?檀れいさん?土屋太鳳?

  • 銀樹 2018年09月10日 22:37

    原作は読んでて、そこそこ面白いので映画化にはキャスティング的にも気になっていたので、レビューは助かります!ユリさんには「響」のレビューも書いて欲しいんですが予定はありますか?私は観に行く予定です。

  • ユリ 2018年09月10日 23:24

    > 銀樹さん
    響のレビューアップしたのでよかったら(^^)「累」1巻とかまでしか読んでなくて気になってたんですが面白くなるんですね。観たいけど、読みたいものと時間が追いつかないです(>_<)

  • ユリ 2019年11月15日 16:47

    > ロイ(仮名)さん
    原作途中までしか読んでないのでわからないです。芳根京子ちゃんは上手いので、もっと出番欲しかったですよね。土屋太鳳ちゃんはダンスがプロ並みなのでそこが良かったかと。

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