本物のヒルズ

さて、今回アメリカに来たのはですね



イギリスにある、親友の愛車カマロが雑誌に掲載されまして


それを見たゼネラルモータース本社が

「ぜひ一度、うちの整備工場でメンテナンスさせてほしい」と整備工場（カマロを預けてます）に連絡があり



今回の渡米につながったわけでございます


一度、全部綺麗にバラしてから


全て綺麗にレストアしてくださるようで


「綺麗にしてくれるなら、文句ないわ」
と、娘の了承を得て

今回の「愛車の帰国」となったわけですが


サービスでアメリカ招待を受けまして


保護者の私も一緒に・・・というわけでございます




愛車は空路にて、一旦ニューヨークへ降り立ったあと

再び空路でロサンゼルスに


そして、日本から来た私たち親子と合流し

そのままゼネラルモータースの工場へピットイン



1～2週間かけ、徹底的にバラして確認された後


ネジ1本に至るまでキッチリ診てもらえるようです



昨日、工場に預ける際に

娘のサインを以て契約成立
（契約書はボスに写真で送って、確認してもらいました）


車を貸すお礼として、アメリカ旅行をプレゼントされたわけでございます



お話自体は、10月に来てたのですが

娘の冬休みに合わせてチケットをお願いしたので、年末になっちゃいました




ですが、初めてのアメリカに母娘ともども興奮気味



そして、ゼネラルモータースさんがとってくれたホテルへ向かうところで



娘が「タクシーは勿体ないから、誰かに乗せていってもらいましょう」と思い立ち

たまたま最初に声をかけた初老の紳士夫婦に誘われ、サンフランシスコへ来てしまったという



しかも、この紳士


どうやら地元の名士的な人らしく


おうちが超豪邸



そして、ゼネラルモータースさんの予約したホテルの話をすると

紳士「それ、僕のお友達のホテルだよ。お金が勿体ないだろう、うちに泊まると良い。
な～に大丈夫、妻もいるし女性のお手伝いさんもいるからね。」


と、トントンお話を進め

ホテルに一緒に来てくれたと思ったら、支配人を呼び出し

軽く挨拶の後、予約をキャンセル&宿泊費を返還（ゼネラルモータースさんが支払ってくれてます）

そして、そのお金を私たち親子に全額くれて
（1泊800ドルほどのかなり豪華なお部屋です）


紳士「さあ、我が家に泊まると良い。GM（ゼネラルモータース）には私から電話しておくよ。
メアリーとはお友達なんだ。」


私（メアリーって誰）


と、戸惑う私を横に娘は大はしゃぎ



ちなみに、この紳士はジョセフさんという方で


私でも知ってる某有名企業の元社長さん



20年以上前に引退したそうで、それ以来奥様とボランティアをしながら人生を楽しんでるそうです


いえ、私は正直ドキドキしてまして



だって、異国ですよ


「アメリカでいきなり、知らない人に声をかけたら

その人が親切で、おうちに泊めてくれることになりました」


怖え～よ




ですが、娘はものすごい強運の持ち主なのか


声をかけた人が、まさか社会的にも地位の高い人だとは思わず


そして、紳士だとはなお分からず


ただただ、感心するばかり





お部屋がいっぱいありすぎて、迷いそうな上


ボディーガードが常に数人、庭やらお部屋やらをウロウロし


メイドさんがワンサカ（10人以上います）






映画みたいな生活してる人って、本当にいるんだ

と思い知らされた出来事でした




奥さんがとてつもない親日家だそうで

日本人の私&父が日本人の娘にものすごく親切


ゴルフのカートに私たちを乗せてくれたと思ったら、近所を案内してくれました



「ここは○○のおうちよ。たまに我が家に遊びに来るわ。」




あの有名な○○ですよ
（名前は大物過ぎて言えません）





わ、私には場違いな・・・





そんな私がお世話になっているのは






そうビバリーヒルズなんです




そして、先ほど



紳士夫婦とお出かけしたマーケットにて



あのハリウッド女優ドリュー・バリモアさんと遭遇したんです





・・・いい匂いがしたぁ～～～




そんな土曜の朝、今日はどこへ行こうかな




今日もアメリカを満喫してきます