- 名前
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- 年齢
- 49歳
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- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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自分の常識、他人の非常識。「炊飯」
2016年02月13日 21:10
まず。
画像の状況について説明します。
１１人の女の子が、いわゆる「剣と魔法の世界」に飛ばされて、
いろいろ苦労しながら帰還方法を探していく、
という物語の一場面です。
この１１人は、もともと仲良しグループでして。
その彼女らが、苦境の中で励まし合い、一人ひとりがそれぞれの
得意分野を担当して、協力していく姿は、
見ていて実に微笑ましいものでした。
で。
中央の律子という女の子は、最年長ではないんですが、
１１人のリーダー格です。知識が豊富で、行動力・決断力に富み、
普段から（この世界に飛ばされる前から）皆に頼りにされる存在でした。
だから。
この世界に飛ばされた後も、冷静沈着に皆を取りまとめて、
方針を定め、指揮を執り、チームの大黒柱といえる活躍ぶりを見せます。
そんなある日。
何とか生活基盤も整ってきた彼女らが、市場で米を発見します。
最年少メンバーは小学生というチームです。ホームシックもあります。
そこに見つかった米。これでおにぎりを作ろう！ と大喜び。
早速購入し、台所で……
ぴたりと。
一同の動きが止まります。
中世ヨーロッパ風のこの世界。ガスも電気もありません。
薪を燃やして井戸水を沸かす生活です。つまり炊飯器がない。
「ご飯の炊き方がわからない……」
このシーン。
私には結構、衝撃的だったんですよ。びっくりしました。
他の子らはまだしも、律子までもが、ご飯の炊き方を知らないってことに。
イコール、この作品の作者さんが、「知識の豊富な律子でも、
こんなことは知らないのが自然だな」と判断したということに。
なにしろ。
私は生まれてからずっと、ただの鍋でご飯を炊くのを見て育ちました。
ウチに炊飯器が来たのは、２０代後半になってからでした。
私にとっては、台所の日常風景だったんです。鍋での炊飯が。
そりゃもちろん。
炊飯器というモノが世の中に存在するのは知ってましたけど。
そういう機械を使用している家もあるんだろうな、という程度の
認識でした。学校に行っても。成人しても。社会人になってからも。
例えば。
仕事に関わる、プロとしての知識とかなら、素人離れしてて当然です。
私だったら、寝たきりで麻痺もある高齢者の着替えさせ手順とか、
認知症で夜間徘徊する人の対応とか。素人にはない知識や経験がある、
と自覚してます。これらは、普通の人は知らなくて当然だと。
ですが。
私にとって鍋での炊飯は、「日常生活の常識」であり、いわば
電車の乗り方やスーパーでの買い物の仕方のような、
誰でも知ってるものだと思っておりました。
ゆえに。
「鍋でのご飯の炊き方、律子までもが知らないのかっ？」
（知らなくて当然だと作者さんは思ってるのかっ？）
と、驚いた次第です。
といってもまぁ。
別に、技術がいるわけではなく、工程も単純極まってますから。
一度聞いたら誰でもできるものであり、自慢にゃなりませんけどね。
皆様は何か、こういう経験あります？
専門分野の知識ってわけではないのだから、みんな知ってる常識だろう、
と思っていたものが、実はそうではなかった、という驚き。
☆☆言うまでもありませんが☆☆
逆パターンなら、いちいち覚えきれてないほど、山のようにありますよ。
みんな知ってることを自分だけ知らない、あるいは誤解・思い違いをしていた、
なんてことは。で赤っ恥をかく。ふはははは。
だからこそ、この「炊飯」ネタは非常に稀なケースであり、
印象深いわけです。
☆☆そういえば☆☆
うろ覚えですが、小学校の家庭科の時間、家庭科室でご飯を炊いた時は、
電気炊飯器ならぬガス炊飯器でしたね。当時はそれが普通だったのでしょう。
デジタル表示などは一切なし。ガスコンロに火をつけるような感覚で、
グッとボタンを押して点火する炊飯器。それでも一応、ただの鍋ではなく
「炊飯器」であり、ボタン一つで炊けるものではありました。
調べてみたら、まだガス炊飯器というのは立派に存在してて、
電気炊飯器よりこちらで炊いた方が美味しい、なんて話もあるようで。
もちろん、私の知ってる３０年前の炊飯器とは全くの別物でしょうけど。
☆☆紹介☆☆
画像のシーンは、この回にあります。
お暇がありましたら、ご覧あれ。面白いですよー。
ニコニコ動画の、
「【Wiz3(KOD)×iM@S】WiZ@RDRY III リルガミン狂騒録 第６話後編」
です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17528993
このデジログへのコメント
料理教室で、おとしぶたをほんとに鍋の上から落としたり、天ぷらの衣をつけて、すぐ揚げないでトレーに並べる、みたいなことがありましたw(^_^;)
ふふふ。料理はろくに上手くないけど
鍋でご飯は炊ける。
> ☆七実さん
母は、特に料理熱心ってわけでもなかったとは思いますが、はてさて。
ちなみに、私のおふくろの味はアップルパイ。初めて外のお店で食べた時、
母のと比較してのショボさに驚いたものです。
> はぎんちょさん
いろいろありますねえ……って料理教室に通われてたんですか。
料理なんか我流で、失敗し放題で、自分で食べて処理すりゃいいと思ってる
私としては、それだけで尊敬しますぞ。
> SAYさん
おおっ。どういう経緯かは存じませぬが同志！
炊飯器の何がいいって、「タイマーセットしとけば、起床してすぐ炊きたてが食える」こと。
レンジでチンはやはり味が落ちますからね。
うちのママは、家にお邪魔してご飯をごちそうになるときはいつも土鍋で炊いてます。
うちは面倒なので炊飯器ですがｗ
土鍋のごはんもおいしいですよね～
> 速水さん
土鍋とは渋い！ ウチは普通の、ステンレスだかの鍋で炊いてましたよ。
炊く手順なんかは同じであっても、熱伝導率とかが違ったりするそうですから、
やはり土鍋の方が美味しいのでしょうねえ。
アイマスってそんなゲームだったの？？
> とめおさん
これは架空戦記と申しまして、アイマスのキャラたちが他作品、例えば
ＤＱや三国志などの世界で冒険するという、二次創作の一種でして。
ニコ動には星の数ほどありますから、ぜひご覧あれ。
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