初めての松田優作（赤い迷路篇）

私は天の邪鬼。
ジーパン刑事の時私は裏の渥美清主演の人情ドラマを見ていた。

天の邪鬼だから、画像も違う。
※写真は『ＥＲ』 SEASON 7 より

花の中３トリオでもそうだった。
私の推しは、山口百恵。
三人の中で一番出遅れてた彼女を私は応援した。

その前もそうだった。
天地真理でも小柳ルミ子でもなく、南沙織シンシアだったっけ。

彼女は他の二人と違って一番長い時は一年半も新曲が出なかった。
応援のしがい有るでしょう(笑)。

さて、百恵ちゃんである。
初の主演は大映ドラマ『赤い迷路』。
後にシリーズ化される「赤いシリーズ」の第一弾だ。

ここで百恵ちゃんの叔父役で登場するのが松田優作である。

私の、松田優作初遭遇になる。

ここでは派手なアクションが売りではなく、影のある風来坊といった役回りで、ラストでは脳腫瘍で死んでしまう。

中野良子に看取られる砂浜の絶命シーンは、静かな重苦しさに胸が締め付けられた。

すっかり松田優作のファンになった私は『俺たちの勲章』は始めから観ることになる。