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「テイク・ディス・ワルツ」レビュー☆

2014年10月04日 18:09

「テイク・ディス・ワルツ」レビュー☆

ミシェエル・ウィリアムズ主演他。しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけ。フリーライターのマーゴ(ミシェルウィリアムズ)と料理本を作る夫ルー(セス・ローゲン)は結婚して5年目。子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。恋愛時代の情熱ときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルルークカービー)という一人の青年に出逢う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれるマーゴ。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは―?

6/10点!!かけがえのないものが、なぜ色褪せてしまうのだろう―その答えは、男は、幸せを手に入れたらもうそれで満足するけれど、女は、手に入れてもなお求め続け、他にもっと別の幸せがあるんじゃないか?この道で正しかったのだろうか?とウダウダ悩んでしまう生き物だからなのです(>_<)それは、自分自身の孤独なのに、目の前にいるその人のせいでそうなっているとか、輝いてみえる他のものや人といれば、この孤独は埋められるのではないか?とか、見誤ってしまうのです。目の前の人が一番欲しくかったもので、一番輝いているものだと気付けないのは、なんて切なくて悲しいのだろうと思いました。冒頭、暖かい光の中で、ブルーのペディキュアをしたミシェルが、現状を憂いている表情をみて、「ああ、こんなに天使みたいに無垢な顔をした人でも、こんなにドロドロした感情を抱いているなら、私も皆も、そうなってしまっても仕方ないんだな。」と諦めに近い感情を抱いてしまいました(;_;)ぬるま湯のような光の中に、憂鬱のブルーがところどころに置かれていて、ぬるま湯じゃなくて熱いお湯が欲しいのだという女心が、よく表しているなと思いました。でも、そんな妻の心知らずで毎回水をかけてしまう夫ルー(^^;)男と女は、分かり合える生き物ではないのに、夫婦という形で、一緒に居ようとする、居続けるのは、すごく難しくて、届かないからこそ、何にも代えられないくらい暖かいものなんだなと思う切ない作品でした。2012年公開。

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