【妹ライブ！05-04】毒音

「曲を作ってみたのだ」
「聴かせなさいよ！」

旅客機がロシアに撃墜されました。
アナウンサーは嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでしたいませんでしたいませんでした」

「どっかで聞いた話なのよ」
「普遍的なテーマだからなのだ。演歌なんかほとんどが惚れた晴れたなのだっ」
「そうかしら」

祭りだ祭りだ祭りだ。ドイナカ祭り～。
巫女もいなけりゃ神主もいない。
ダサい自作の音頭を無理やり踊らされる無表情な子供達が空に手を伸ばし、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊るだけ損なくらいダサい音頭。

浴衣着て縁日を楽しみたくても、地元の荒くれが消防団の法被着て彷徨いたり監視したりするから怖くて素直に楽しめない。
神輿に車輪と動力がついてるので、誰も神輿を担がない。町内会役員と地元の名士の地方議会議員が酒池肉林。政務調査費、使いました～うわあああん
泣きたいのはこっちの方だよおとみさん。
なんで若者は特攻服着てよさこい騒乱踊るのだろう？不思議ね。

雨が降ろうが槍が降ろうが雨天中止。そりゃないよセニョール。
花火大会大爆発だ～！屋台が。ババンバン♪
祭りだ祭りだ祭りだ
ドイナカ祭り！
セガレなくんじゃないぞ、これがドイナカの祭り～だよ～。

「いいかげんな祭りなのだっ」

ちゃんちゃん