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成程♪話:収入と寄付金との関係
2014年05月01日 23:30
今日から5月、早いものですね♪
興味深いデータがあります。
経済の専門家であるアーサー・ブルックスは、収入と寄付金との関係を調査した。
2000年時点のアメリカ人約三千人のデータを利用し、収入と寄付金に影響を与えそうなすべての要因(学歴、年齢、人種、宗教、政治信条、婚姻関係の有無)なども考慮された。
予想どおり、収入が高いほど、寄付する額も多くなった。収入が1ドル増えるごとに、寄付金は0,14ドル上昇したのである。
ところが、それよりはるかに興味深いことが明らかになった。
何と、寄付金が1ドル増えるごとに、収入が3,75ドル高くなったのである。
確かに、与えることで人びとは金持ちになっているようだった。
(中略)
心理学者のエリザベス・ダン、ラーラ・アクニン、マイケル・ノートンが調査を行い、被験者に朝、自分の幸福度を評価してもらい、続いて、思いがけない贈り物__20ドル(約2千円)入った封筒__を渡した。
ただしルールが一つだけあり、それは、20ドルを午後五時までに使わなければならないことだ。
そのあと、被験者は再び幸福度を評価した。
20ドルを自分のために使った人と、ほかの人のために使った人の、どちらが幸福度が高かっただろうか。
たいていの人は、自分のために使ったほうが幸福度が高いだろうと考えるが、それは間違いだ。
実のところ、自分のためにお金を使っても、幸福度は変わらなかったが、ほかの人のために使った人は、幸福度がかなり上がったと報告しているのだ。
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代
アダム・グラント著
楠木建 監訳
三笠書房より
この事実を知り、「そんなことはない」という人も、「不思議だな~」と思う人も、「当然だよ」と思う人もいるでしょう。
願わくば、「そんなの当然だよ」という人が多く存在する世界であって欲しいと思います。
高級車を買っても、豪邸を買っても、良いと思うんです。
それが、恋人や奥さんや家族、お世話になっている車屋さんや大工さん、自分以外の誰かを喜ばせるためだったのなら。
たくさんお金を稼ぐことは、悪いことではありません。
しかしながら、儲けようと思っているときほど、儲けられないのが世の常、喜んでもらおう、貢献しよう、って仕事をしたとき、自分の中で幸福感が増し、その人の周りには良い空気が充満し、結果的に儲かってしまうのではないでしょうか。
あれが欲しい、これが欲しい、より、
あれを買って家族を喜ばせる!これを買ったらお客さんが喜ぶ♪
そんな風に「与える」や、「恩を返す」という思考が、これからの時代を生きるポイントになっていくのでしょう。
もちろん、見返りを期待せずに♪
このデジログへのコメント
面白いデータですね
でも人の為に何かをして
幸せな気持ちになるのはわかりますし
( ・∇・)
自分よりも家族、さらには社会全体というように、より多くの人の幸せに幸福感を感じられるといいですネ。
SYUZO-さん:素敵なデータ結果ですよね(^^)b
koujiさん:そうですよねそんな風になればいいことだらけですよ
うん。
面白い考え方。 良いね~
ゆうき2さん:有難うございます不思議ですよね
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