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「とらわれて夏」レビュー☆

2014年04月23日 00:28

「とらわれて夏」レビュー☆

ケイト・ウィンスレット主演他。夏の終わりの5日間。僕と母の人生を変えたのは、やさしい脱獄犯だった―。1987年、アメリカ東部の静かな町。9月はじめのレイバー・デイ(労働者の日)の祝日を週末にひかえたある日、心に傷を負ったシングルマザーのアデルケイト・ウィンスレット)と13歳の息子ヘンリー(ガドリン・グリフィス)は、偶然出会った脱獄犯のフランクジョシュ・ブローリン)に強要され、彼を自宅に匿うことになる。決して危害は加えないと約束したフランクは、家や車を修理し、料理をふるまい、ヘンリー野球を教える。やがてヘンリーフランクを父親のように慕い、アデルフランクも互いに惹かれ合っていく、運命の5日間を過ごし、ついにアデルは人生を変える決断を下すのだが―。この愛は、罪ですか?悲しみにとらわれた者たちが、愛と希望を取り戻した運命の夏。

6/10点!!人の人生は、こんなにも簡単に、ガラリと変わってしまうのだというストックホルム症候群な話でした。アデルと、フランクの、日常の中で、互いに発する大人の色気が凄いです(*゜Q゜*)パイ作りがエロいとか、凄いです。次第に明かされるアデルフランク、それぞれの過去が、二人を隔ててしまうのかと思いきや、そんな事もなく、大胆な逃亡劇の果てに...という展開になるわけでもなく、非常に小まとめなのですが、三人の微妙なバランスが、とても丁寧に描かれているのと、ケイト演技と、ヘンリー役のガドリン・グリフィスくんの瑞々しい存在感が素晴らしくて、ラストまで安定して観ている事が出来ました。ヘンリーの、深い闇を抱えた母親を救おうとする、ママ大好きな生活の中に、突如入ってきた、母親を奪っていくかもしれない危険な男と、多感な時期に、経験する母の恋愛と、忘れられない事件、それら全てに対するガドリンくん演じるヘンリーの、幼さと思慮深さが混ざりあった反応や表情が、なんとも言えず素晴らしかったです。ミニ・ザックンといえるくらい美形な子ですし、将来が楽しみな俳優さんです。あとは、同じ女性として、アデルの負った深い闇が明かされていくうちに予想を上回る衝撃の悲しみに涙、アデルは、あの後、フランクの罪の詳細を知っても受け入れられたのかな?神様が時間をおけっていったのかな?と考えてしまいました。フランクが、盲腸の手術後で足に怪我を負っていても、やたらに動けることは、考えないでおきましょう(爆)パイを焼いたり、野球をしたり、買い物に行ったりというほのぼの行動の中でも、小さな町で、今にも見付かるかもしれないという緊迫感もドキドキハラハラ凄くて、まさに、この映画にとらわれた二時間でした(*^¬^*) 2014年公開。

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