大回り乗車記（１）

さて昨日の続きです。

起床は5:00、仕度をして5:30に出発。
外はまだ真っ暗で寒かった。
最寄り駅に着き、みどりの券売機で、花摘み南房総号の指定席を検索。
空席があり、購入できた。
乗車券は隣り駅までの130円を購入。

スムーズに購入ができたので、予定より早い列車に乗れた。
まずは、府中本町を目指します。
府中本町の手前の橋上から日の出が見えました。

府中本町からは武蔵野線へ乗り換え。
武蔵野線の停車駅図を眺めていたら、西船橋方面から大宮へ直通する列車は武蔵浦和から分岐していました。
私の計画では
　1)武蔵浦和から大宮へ埼京線
　2)花摘み南房総号で大宮から南浦和へ京浜東北線
　3)南浦和から武蔵野線に戻る
ものでした。

大宮から花摘み南房総号に乗車すると、武蔵浦和を２度通ってしまうので大回り条件を満たさなくなることに気が付きました。
そのため、大宮から南浦和までは京浜東北線に乗車し、花摘み南房総号には南浦和から乗車することにしました。
この変更で、目的のひとつであった「大宮から武蔵野線への貨物線を通る」が未達となりました。

ってことで、埼京線・京浜東北線で大宮回りの南浦和へ移動しました。
ここで30分ぐらい待ち合わせがあったので立ち食いそばで、イカ天そばを食べた。


ホームに戻り、花摘み南房総号を待つことにしたのですが、どこで待ったらよいのかわからなかった。
花摘み南房総号は全席指定席なのですが、先頭車が何号車かわからなかったんです。
私は６号車で列車の端っこの車両を予約していたので、方向を間違えると列車の端から端まで移動しないといけなくなるのです。

号車番号は通常は東京を出発するときにの先頭車が１号車になります。
武蔵野線は京葉線を東京まで乗り入れているので、これに当てはめると府中本町方面が１号車になる。
しかし、花摘み南房総号は内房線を館山まで行く。
そうなると館山方面が１号車となる。
どちらともあり得ることです。

ホームでの案内を聞いていても、号車案内はしていなかった。
一か八かで先頭車を１号車とやまを張り最後尾の車両で待ちました。

勘は当たり、ほとんど動くことなく乗車できた。

来た車両は国鉄時代の特急車両。
現在では珍しい車両となっているので、乗車出来て嬉しかったです。
乗車時間は西船橋までの約５０分間。

車内は町内会の旅行らしい団体さんが乗っていて、プチ宴会っぽくなっていました。
列車は先を走行している普通列車を追い越さないようにのんびりと走っていました。
おかげで揺れが少なく快適でした。

西船橋で降車し、総武線へ乗り換え。
次の千葉ではまた３０分ぐらいの待ち合わせ。
五十歩百歩であるが、時刻表では9:43発であったが、この日は9:45発に変更されていた。
9:43になると成田線ホームから団体専用列車が出発していった。
この団体列車のため私が乗る列車が2分遅れたのである。

しかもこの団体列車は特急型車両やリゾート車両ではなく、通勤型車両であった。
どんな団体が乗っているのか気になりました。
きっと鉄道好きな人達なんだろうな。

千葉からは総武線で成東へ。
成東駅は０番線から３番線まで４線のホームがあります。
私が到着したのは３番線。
成東線は０番線から出るがまだ到着していない。

少し経つと千葉行の普通列車が２番線に到着。
そして０番線に成東線が到着。
更に１番線に特急列車が到着。

あっという間に０番線から３番線まで駅のホーム全部に列車が停まったんです。
ちょっと感動。

成東から成東線で大網へ。
大網駅はちょっと変わっていた。
成東線のホームと外房線のホームがＶ字型になっているんです。
大網到着後、外房線ホームへ移動すると一本前の列車が待っていました。
直ぐの発車でしたので、思わず乗ってしまいました。

これが間違いだったんです。
この列車は上総一宮行き。
どのみち、大網か上総一宮のどちらかで30分の待ちになる。

大網はそれなりに改札内で時間をつぶせる感じでしたが、上総一宮は全く無し。
寂しいホームで30分時間を持て余しました。
上総一宮から引き続き外房線で勝浦へ。


ってところで、長くなってきましたので続きはまた明日にしますね。

写真は途中の駅で見かけた菜の花です。
南房総はもう春の足音が聞こえているようです。

では。