デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

刑務所のリタ・ヘイワース

2012年12月27日 00:12

刑務所のリタ・ヘイワース

この冬休みスティーブン・キングを読みこんでぼっちを癒す方針の実花子です。

刑務所リタ・ヘイワース、というのは映画「ショーシャンクの空に」の原題です。
短かったので昨日だけで読めました♪
無実の罪を着せられた男、「アンディ」が色々な理不尽を乗り越えて脱獄するというお話です。
彼の友人レッドの語りで物語は進んでゆきます。
小説としての良さはその部分に尽きます。
不良中年の口から片言に正直に、時に大袈裟に語られるアンディこそ何にも増して魅力的なのです。
アンディはぶっきらぼうで他人から理解されづらく、愚直すぎて損な役回りばかりしているけど、どこまでも自分の意思を貫き通す、といった人間です。
それはきっと彼にとってあたり前のことでしかなく、自身にそれを語る口はありません。
誰かから語られる「アンディ」として、はじめて伝説的な主人公になりえたのでしょう。
こうゆう主人公がどこかに居たかもと思って考えてたんですが、なんとなく「フォレスト・ガンプ」のフォレストに似てるのかも。


>忘れちゃいけないよ、レッド。 希望はいいものだ。 たぶんなによりいいものだ。 そしていいものは決して死なない。

>手がふるえて、鉛筆が満足に握れない。 これは自由人だけが感じられる興奮だと思う。 この興奮は、先の不確実な長旅に出発する自由人にしか分からない。


アンディの手紙とレッドの言葉のそれぞれ抜粋です。
私も自由人なんですね。知らなかった。。
自由に生きてられるって素晴らしくないですか?

このデジログへのコメント

  • 実花子 2012年12月27日 00:26

    > 由宇 Risesさん

    そのぐらい短い方がアンディっぽい気はするかも。
    、、巌窟王の作中の台詞だったんだ。

  • 2012年12月27日 03:43

    なんか…

    深夜に読んだら泣けて来た…。

    なんだろう。

    この憔悴感。

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

実花子

  • メールを送信する

実花子さんの最近のデジログ

<2012年12月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31