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「アーティスト」レビュー☆

2012年05月07日 19:22

「アーティスト」レビュー☆

ジャン・デュジャルダン主演他。舞台は1927年のハリウッド。映画界屈指の大スター、ジョージ・バレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新人女優のペピー(ベレニス・ベジョ )を人気女優へと導いていく。強く惹かれあう2人―。しかし、折しも映画産業はサイレントからトーキーへの移行期。サイレントに固執するジョージが没落していく一方で、ペピーはスターの座を駆け上がって行くこととなり・・・。古き良きハリウッド黄金時代舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げる、極上のラブストーリー。いま、世界に足りないのは、こんな≪ロマンティック≫。第84回アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。

7/10点!!スクリーンで白黒映画も、サイレント映画も、観るのは初めてだったので、初めは、どう観たらいいのか解らなくて、何を話しているのかもどかしくて、眠気が襲いました。しかし、主演のジャン・デュジャルダンの目と表情が、それはそれはキラキラしていて、彼の一挙一動に、徐々に惹き込まれていきました(*^_^*)ジョージとペピーが出会い、ペピーは彼を敬愛し、彼の様なアーティストになりたいと願い、ジョージも、ペピーを意識するようになり、それが時代の流れと共に加速し、変化していく様が、丁寧に描かれていて良かったです。物語の盛り上がりのシーンになると、サイレントからトーキー映画になるのが、逆に斬新で、フランス映画らしい、スマートお洒落演出されているなぁと感心しましたd(^-^)ジョージが落ちぶれてゆくシーンは、若干長く感じましたが、ジョージの、世間から見離される悲しい気持ちと、ペピーが、そんな彼を心配する気持ちが凄く伝わってきて、胸が切なくなりました。この時の、二人の距離感が、ビターで切なくて、とても良いですo(*>▽<*)o 犬のアギーも、サイレント映画な事で、まるで、台詞を話している様に見え、クライマックスのアギーの名演技は、本当に声が聞こえてくるようでした。随所に、お洒落演出と、小粋な笑いが詰め込まれた、温かくて、ロマンティックな、大人の映画です(*^_^*) 2012年公開。

このデジログへのコメント

  • sei23 2012年05月07日 20:20

    昔NHKでキートンとかチャップリン、ロイドのサイレントをよく見ていました。レビュー参考になりました

  • ユリ 2012年05月07日 23:19

    > sei23さん
    チャップリンでサイレントなんですよね。私も少し見たことあります。2時間サイレントとかが普通だったんですよね。すごいなぁって思います。映画の歴史を感じる作品でした。

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