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「ヒミズ」レビュー☆

2011年12月23日 00:45

「ヒミズ」レビュー☆

染谷将太、二階堂ふみ主演他。「生きろ。」と、君が言った―。未来を失くした少年(染谷将太)と、愛にすがりつく少女二階堂ふみ)。ただ「ふつうの生活」を夢見ていた15歳のふたりの日常は、ある事件をきっかけに一変。衝動的に父親を殺してしまった少年は、そこからの人生を、世間の害悪になる‘悪党’を殺していくことに費やそうと決めた―。実写版「ヒミズ」。あなたの想像は必ず裏切られる。これは愛と希望が溢れかえる、究極の感動作。これを観たら、もうそれまでのあなたではいられない―。

完成披露試写会に行ってきました。ゲストは、今一番観てみたい若手二人、染谷将太・二階堂ふみと、渡辺哲さんとでんでんさんです。染谷くんは、美形で驚きました。作中に、どアップで泣くシーンがあるのですが、そのシーンの染谷くんも、綺麗な顔だなーと驚きました。

7/10点!!エンドロールがとても短いので、衝撃と余韻が凄いです。「住田がんばれ。」って思います。最初はこれのどこが?って思いましたが、これは確かに青春映画です。観ている最中は、映像に釘付けで、解らなかったのですが、終わってから5分後くらいに、「住田がんばれ」の涙が溢れてきて止まらなくなるという奇作です。ラスト10分が、本当に良かったです。本当に青春が爆発です。今までに観た青春作品の中でも、かなり上位に食い込みます。親に死ねば良いと言われ続け育った、住田(染谷将太)と茶沢(二階堂ふみ)。それでも二人は踏ん張り続け、住田は、「俺は違う。立派な大人になるんだ。」と、茶沢は、住田に愛を与え続ける事で、自分を辛うじて保ち生きています。やがて、社会や大人たちが、住田を踏みにじり、住田がおかしくなっても、茶沢は真っ直ぐに住田を愛し続けます。耐えて耐えて耐え抜いた、ラストの二人の叫びは、確実に観客の胸に突き刺さり、傷跡を残します。異彩を放ち続ける染谷くんは、まさに住田そのものです。二階堂ふみちゃんの主演作を観るのは、今作が初めてでしたが、彼女も役が降りるタイプらしく、今後がますます期待されます。園監督の大胆で切れ味のある演出も、素晴らしいです。若い二人が全力で映画界に一石を投じた作品です。一見の価値ありです。ヴェネチア国際映画祭最優秀主演俳優賞W受賞作品。2012年公開。

このデジログへのコメント

  • Hidekirin 2011年12月24日 08:27

    いいなぁ~!

    なんで、試写会で観れるんですか?

  • ユリ 2011年12月24日 14:15

    > Hidekirinさん

    ネット上でけっこう応募できるサイトがあります。そこで応募して当たってるんです。やってみてください(^^)当たったら一緒に行きましょう♪

  • Hidekirin 2011年12月25日 07:30

    宜しくお願いします。

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