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「源氏物語 ―千年の謎―」レビュー☆

2011年11月24日 00:39

「源氏物語 ―千年の謎―」レビュー☆

生田斗真主演他。愛に生き、愛に苦悩する光源氏生田斗真)。そして、そんな光源氏を愛してしまう女性たちの“女の性(さが)”を描き、千年もの間、多くの人を共感させ、熱く支持されてきた「源氏物語」。しかし、これまで作者・紫式部中谷美紀)について言及した文献は極めて少ない。紫式部執筆へと駆り立てたものは何だったのか?絢爛豪華な平安王朝舞台に描かれる、<光源氏の華麗なる愛>と<紫式部の秘めた恋>。同時進行する2つの愛の物語が明らかにする真相とは―。世界文学史上、最高峰恋愛小説源氏物語」。その誕生の秘密に迫る壮大な歴史エンタテイメント、誕生!!

7/10点!!「源氏物語」は、訳書はもちろん、原文でも読んでいるくらい大好きな作品です。けれど、過去の映像作品は観た事がありませんでした。キャストが発表された時は、東山くんと中谷美紀以外、全員ミスキャストに思えたのですが、始まってみると、俳優陣が上手なのも相俟って、意外と皆さん、世界観に溶け込んでいました(^^)特に、田中麗奈さん演じる六条御息所はとても上手くて、魅了されました。葵の上の多部ちゃんも、役柄に合っていて、素敵でした。ただ、「源氏物語」上の女性陣の演技は、良くも悪くも、個性を無くして演じていた感じがありました。時代劇なので、ある程度は仕方ないと思いますが、それだったら、もっと適任のキャスティングが合ったのではないかと思いました。台詞回しが硬い事もあって、舞台を観ているようでもありました。東山くんや生田くんが舞台経験が多い事や、豪華絢爛な舞台絵巻からそういった雰囲気が出ていたのだと思います。紫式部の現実世界と、「源氏物語」の物語上の世界をリンクさせるという発想は、新しくて面白いと思いましたが、ラストにかけては少し不自然な感じがしました。でも、藤原道長紫式部の関係と、それ故に「源氏物語」が誕生したというならば、フィクションながら、平安時代は、とてもドラマティックだなぁと思いました(^^)個人的には、頭の中将(尾上松也)は、光源氏に匹敵するともいわれる美青年なので、そこは力入れて欲しかったです(>_<)歌舞伎界の方なので、身のこなしは綺麗でしたけれど。「源氏物語」は知らない方には入りにくい世界ですけど、今作では、紫式部の解りやすいナレーションが入るので、比較的理解して、楽しめると思います(^^)「源氏物語」は、とても素敵なお話なので、過去の作品でも良いですし、今作でも良いですし、1度は映像作品に触れてみる事をお勧めします♪2011年公開。

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