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【魔法少女っ】40-2、和音、暴走!

2011年10月27日 19:08

弦は張り替えればいい。
ならば、張り替えられた旧い弦はどうなるんだ。

「殺気!クポー」
クポーは襲い来る何かの攻撃を寸でかわした。
バキバキバキ。
かわした拳は森の木に当たり、木はめきめきと折れて倒れてしまう。
なんという強さだろう。
「お前はっ!?」
クポーを狙った影は、暗闇の魔法騎士、ダークコードこと城西和音(かずね)だ。
いや、厳密にいえばかずねではないか。
妖精王子・クポー!オールコットを渡せええい!」
どうやら、我々視聴者がこれまで見てきたダークコードの人格とも違うらしい。なんか猪突猛進熱血漢な感じだ。
落ち着きのない拳が次々と繰り出され、クポーは逃げ回る。
「うりゃりゃりゃ……!」
追いかける、コード
「お、落ち着けクポー!」
「お前がソレを渡すまでは落ち着けんわ~。ダークコールドランサー
ひとつの氷柱を作り、打ち出す。
「ひやああ!怖いクポー!!」
「落ち着き止まるのはお前の方だ!」
「クポーはまだソレを持ってないクポー!」
「……え?」
コードは追いかけながら、脳内で会議を行った。
「……。……」
変身を解く。
「ふう。まさかキャンディの中にオンディが紛れていたとはね」
汗を拭うかずね。
「オンディとは何クポー!?」
「オンディはオンディだよ」
わからん。
とにかく落ち着いたようだ。
「久保田先生はまだソレを手に入れてないんだよね」
かずねにはクポーが久保田先生と同一とわかっていたようだが、本題ではないので気にしてなかった。
「そうクポー!クポーはこの森を抜けた神殿にあるのを取りに行くんだクポー!」
「でも、この森や山は険しいよね」
「そうクポー。だから、この剣で道なき道を切り開きクポー!」
ちゃきーん。とクポーは大きな剣を見せた。
「その剣がソレかと思ったよ。強そうだし」
「違うクポー!」
再び前進を開始するクポー。ついていくかずね。
奪うにしろ、交渉で入手するにしろ、クポーが入手しないことには始まらない。
賢明な判断だったようだ。

森を抜け、神殿を見つけたが、神殿は一個の軍勢に取り囲まれていた。
もちろん、ネオバビロニア帝国の軍勢である。
とはいえ、軍勢のひとワッフル妖精なので、妙に緊張感ない見た目だが。

続く!

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