恒大集団の創業者許家印って悪い奴でもないな

恒大集団は現在再建中とあるが再建など出来る状況ではない。
恒大集団創業者である許家印は、2017年には中国一の大富豪までになった。
それが中国首脳部の政策転換(不動産市場への引き締め政策)が原因で、資金繰りが悪化、現在に至るわけだが、その政策転換が原因である事は明白である。
そして現在裁判所の清算命令を待つ身まで落ちぶれた。
まあ以前記載した様に債務超過だから、清算命令が出たら、許は一文無しになる。
だが元々許の家は貧しく、机もベットも無かったらしい。
若い頃はカビの生えたとうもろこしを食べて飢えをしのいだ位だから、貧しさでも最貧の状態だった。
だから元に戻るだけかも知れない。清算命令後、刑務所行きだろうが刑期が終われば
故郷の周口市に帰るのだろう。
刑務所行きだろうが、許は、許を見捨てない人々に守られるだろう。
許を見捨てない人々とは、故郷の周口市の人々である。
許は、故郷に帰ると貧しい一軒一軒に米や食用油、現金なども配った。
学校の設立、道路の修繕にも力を注いだのである。
ほとんど産業もない周口市の市民は、許に対する感謝の気持ちを今だ持って失ってはいない。
貧しい時代を過ごして、苦労して懸命に頑張って恒大集団を一代で築いた許は
今は失意の中にいるだろう。
だが周口市の人々は彼を見捨てない。絶頂期でも許は故郷を忘れず様々な恩を施したのだから
決して一人よがりの経営者ではないのだろう。