ソニーホンダモビリティのSDV(ソフトウエア定義車両)試作車アフィーラ

ソニーホンダモビリティのSDV(ソフトウエア定義車両)試作車アフィーラが公開された。
SDV車とはソフトウエア定義車両という位置付けの車だが、これはソフトウエアが常にバージョンUP
し、さらにはそのサービス内容も変わって行く。つまりはハードの車自体は変わらないが
搭載しているソフトやサービスは常に最新の状態にある車の事を指す。
携帯電話も基本ソフトがあるように、SDVにも基本ソフトが存在する。
このアフィーラはクアルコムの半導体を搭載していて５Gでクラウドに繋がっている。
つまりは走るスマホと言った感じがこのSDVという事になる。
ただこのソニーホンダモビリティのアフィーラが最新鋭のSDVかと言えばそんな事は全然ない。
まあコンセプトは違うが常にネットに接続してサービスやソフトをバージョンアップしているEV車は
テスラを筆頭に中国のEV車も然りだ。大なり小なり、ネットに繋がっているSDV車を発売している。
このSDVに関してはテスラが一歩先を行っている。無論BYDもテスラに負けずとも劣らない。
先日紹介したNIOも然りである。
SDVに関しては、日本車はかなり出遅れたと言っても良い。
まあ試作車にせよ、ソニーホンダモビリティがアフィーラのような車(試作車だが)を出してきた
事は大いに意味がありますね。