趣味は読書、どうでも良い瑣末なこと

最近は誰からも贈り物など貰わないが、子供の頃缶入りクッキーなどを貰うと、蓋と菓子の間に、ビニールのプチプチが入っていた。
それを潰すのが面白く、ずっとやっていた。

昨夜、帰りが遅くなり、少しアルコールが入ったせいか、面倒になってシャワーも入浴もせずに寝た。
そして、逆に朝早く目が覚めてしまい、今、入浴したところ。
風呂上がりに、バスタオルで体を拭くのに、頭から拭いて下へ行く。
最初に頭をスッポリタオルで包んで、両手の人差し指で、両耳の中を拭う。
その時の一瞬の真空のような静寂が好きである。

コロナで買い物も少し変わって、スーパーの袋詰めする台(サッカー台と呼ぶらしい)に小さな丸い置物がある。
真ん中に半分露出したオレンジの球体が出ていて、それを指で回すと、消毒用アルコールが出て来る。
それを指に付けて、レジ袋や惣菜用のビニール袋を開ける。
汚い言い方だが、唾の代わりである。
指に付いたアルコールが蒸発していく感じと、その臭いが好きである。
臭いについて言えば、プラモデルを作る時のシンナーの臭いとか、石油ストーブを消した後の、臭いとかも嫌いではなかった。

いつかはパソコンからキーボードが消えて、音声認識に変わるのだろう。
大してうまくも早くもないのだが、タッチタイピングの感覚は好きで、ただ数字や文字を入力しているだけなのに、仕事をしている感がして好きなので、キーボードは無くさないで欲しい。

人間が惹かれるのは、大きな目標、目的達成などもあるだろうが、日常生活の中の、小さな快感が行動の活力になっていたりするのかもしれない。