趣味は読書、残業

今日は、新宿で残業で、7時半頃終わった。
「ブックファースト」で、一時間くらい本を見ようと思ったが、何を買うか決めずにいたら、あちこちウロウロして、時計を見たら9時40分を過ぎている。
コロナの影響で、以前11時だった閉店時間も、10時に変更されている。
迷って3冊の本を選んだ。
二時間も夢中で、店内を彷徨うとは。
興味を惹かれる本が多過ぎて、選べないのだ。
時間も予算も有限だと言うのに。

井上ひさしの「戯作者銘々伝」という本を読んでいる。
かつて、横溝正史に夢中になっていた頃、横溝正史のエッセイで読本や滑稽本に夢中になっていたというのを知った。
僕自身は、滝沢馬琴くらいしか知らないが、横溝正史がそれを読んでいたのと、創作とは無関係ではあるまい。
科学ばかりでなく、文学も進歩するものだと思う。
全ての物語は既に書かれたかもしれないが、僕はまだ新しい既に書かれた物語を読みたい。