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13th Plaza Hotel Part 16 垂れ流れる愛液を呑

2017年10月25日 01:02

13th Plaza Hotel Part 16  垂れ流れる愛液を呑

垂れ流れる愛液を呑み込まずに口にふくむ。
体の位置を変えると
そのまま口移しで注ぎ込む。

唾液と交わって
淫猥の度を増したその粘つく液を
白い喉仏をエロティック
動かしながらおいしそうに飲む。
まんこの味がする。」
「私の、こんなにやらしいんだ。」
「あとで白いのちょうだいね。」
わあわあと喚きづづけていたのが
急にささやくようになり
声がかすれだしている。
体をつないだ女性のほとんどが
何度か激しく達した後は
不思議と声がしわがれる。
そして声のトーンが低くなり静かになる。
廊下にまで響き渡るような
大きなさえずりも興奮を誘うが
静かにささやく淫語もまた佇立を呼ぶ。
「なかに出して。」
「口にも。飲みたい。」
「顔にかけて。」
若くはないこちらには
いささか過酷な要求だが
しっかりと瞳を見つめながら言われると
ついつい、その気になってしまう。

暴れまくっていたので気づかなかったが
ベッドの横には引き戸のように
取っ手が付いていた。
窓かと思ったがそうではなかった。
大きな鏡が現われる趣向になっていた。
枕の上のベッドボード側の壁も同じ。
そして、天井は電動でスライドして
ここにも鏡が現われる。
もとよりベッドの足側には
大きな鏡がしつらえてあるから
すべてを開け放つと
妖しい曼荼羅のように絡み合いが映る。
もっとも女はともかく
こちらの姿態などとても絵にはならないが。

ここまで徹底した鏡の造りは始めてだった。
女も驚き、そして気に入ったらしく
足を大きく広げ
自らの性器をこすり上げるさまを
腰も首も上下左右に振りながら
角度を変えながら見つめている。
みるみる
潤み
したたり
噴出し
垂れる。
まんこがぐしょぬれ。ほら、こんなに。」
そうささやくと
オナニーの指が
ずぶずぶと襞の中に沈み
オナニーの指が
くねくねと襞の奥をかき回す。

どう映るのか?
興味がわいた。
だから
さかりのついたメス犬に襲い掛かる形で
背後から佇立でつらぬいた。
「ずるい。いきなり。」
「見て。見て。後ろから突っ込まれてる。」
「どこ見てもまんこに入ってる。」
「して。して。見てるからもっとして。」
「ちょうだい。ちょうだい。」
確かに強烈な構図だった。
きれいな曲線と不細工な曲線。
白い肢体と浅黒い醜体。
二つの塊がくねくねと、
ねちゃねちゃと絡み合い
それが無限大の数になって
視界いっぱいに広がっている。
「いい。いい。すごい。」
わめくのではなく、ささやく。
「奥にちんぼこ当たる。」
締め上げてくる性器の感触からすると
かなりの快感が押し寄せているはずだが
これまでとは異なり、目をつぶらない。
かっと目を開いて
卑猥光景を一瞬たりとも
見逃さないようにしている。
差し込まれたペニスを送り込むたびに
周囲からやや濁りを増した愛液が滲み出す。
その量は徐々に増えて
太ももの内側を伝わるのでもなく
シーツの上にぼとりぼとりと落ちてゆく。
その様子のすべてを鏡の中に見て取ると
「たまらないよお。おまんこたまらないよお。」
そうつぶやきながら腰を激しく動かしだす。
同時にぎりぎりと締め付けてくる。
同時にぬるぬるが
こちらの下半身に塗りつけられる。
強烈な光景と、それに触発されて
激しく腰を使う女の様子に
我慢が急速に極限に近づく。
「ね。ねえ。このまま。ちょうだい。」
「いいから、中に。約束でしょ。」
「顔にも。口にも。」
乱交では一度に二人や三人から
ザーメンを振りかけられて達するのだから
こんなふうにせがむことができるのだろう。
だが、こちらとしてはどんな風に見えるのかに
興味があって始めた挿入だっただけに
もう少し、フィニッシュを先送りしたかった。
でも…
おまんこいいよ。ね。ね。まんこいいよ。」
そう言いながら腰を動かす
無限大裸体に圧倒されて
不覚にも放ってしまいそうになる。
「く。狂う。狂う。」
「来て。来て。ずんずん突いて。」
「出して。かけて。」
高まりが押し寄せ
ささやき声がさらに低くなる。
瞳がほとんど裏返り
爬虫類のような目つきになる。
「い。いくうう。」
びくん
びくん
という放出の予感。
先走りがほとばしった瞬間
歯を食いしばりながらペニスを抜いた。
ずるずるという音がするようだった。
「なんでよお。」
「やだあ。もっとまんこして。」

激しすぎるんだよ、
よすぎるんだよ、
もっとしたいからだよ、
かろうじてそう言って
頬を膨らます女をなだめる。

(続く)

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