窓の横のラプンツェル

窓際に腰かけ、お気に入りのワンピースを着て


娘が歌っています


お肌のケアにいそいそと精を出す私の横で


暗い外の景色を眺めているのか


はたまた、風の香りを楽しんでいるのか



時折、少し微笑んでは


歌っています




それを横目に、私はソファーに腰かけ


お酒を嗜んでます




娘にとって、楽しい一日だったのでしょうか


それとも、私と一日を過ごせたことを喜んでいるのでしょうか


たまに私を見ては、微笑んでくれます





とても涼しい夜



さすが、絵になる構図を知っているかのようです



でも、私は知ってます




これだけ優雅に佇んでる娘ですが



お風呂上りで、ノーパンです


そして、ノーブラです





そんな私も、ノーパンノーブラです



お風呂の後の、寝るだけのときには


あんな窮屈なものは、着けたくありません




どうせ寝る時は、今着てるシャツだって脱いでしまうので


意味がないんです





裸族2日目、私は自由だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


と心の中で叫びながら



のんびり過ごす、水無月の夜でした