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11th Kosugi  Part 1

2016年07月27日 20:51

11th   Kosugi  Part 1

駅前はいつもと同じ喧騒だった。
そこで出あった女はまだ少女と言ってもよかった。
マニアならよろこびそうな高校生制服だが
その趣味のないこちらにとっては、不釣合いだな、
というのが第一印象だった。
歳よりもはるかにしっとりと落ち着いている様子で
決してきゃあきゃあと騒ぎそうではなく
かといって不機嫌にふくれている様子もない。

すでに電話で合意ができていた。
テレクラに入るや否やつながった電話。
本人が指定の場所に現れるのは大体30%。
だまされてもともとと思っているから
過剰な期待もせずに出向いたのだった。
確かに若いといっていたがまさか制服のままとは…
目印の本を持っていなかったら完全に見逃していただろう。
その格好のままで小さな声で「行きましょう。」とささやく。
もとより援助交際などではないのだが、歳が歳だけに
犯罪にもなりかねないので、とりあえずたずねると
くすりと笑って「もう18だよ。」と答えた。
完全に親子と間違えたのだろう、交番警官が微笑んでいる。
こちらも表情を返すが、結構どきどきした。
若い娘独特のしなやかさで車に滑り込んでくる。
たずねると、近くがいい、と答える。
以前、電車に乗ったときに多摩川を渡ってすぐのこのあたりで
何件かのホテル看板を見ている。
迷うことなく車を向けるとほんの5分で着いてしまった。
車内では無言。
だが別に緊張した様子は無かった。
部屋に入るときにもためらいなどない。
制服の女連れだけに、むしろ妙にぎこちなくなっていたのは
こちらのほうだった。

まだ7時ごろ。
なのに性交だけのためにしつらえられた部屋の中には
つい先ほどまで淫語と愛液精液がとびかったのだろう、
男と女の生臭さが、まだこもっているようだった。
でも、若い彼女の周りには初々しい生気がただよっている。
薄暗い部屋の中で彼女は明るい存在だった。
イメージよりずっと若かった。」
そう言ったかと思うといきなりしがみついてきた。
とても経験豊富とは思えない
若い女性らしからざるしぐさに
いささかあわてて「どうしたの?」と聞くと
これは若さにふさわしく、イヤイヤをしながら
顔をあお向けて唇をせがんできた。
とりあえず、キスをする。
思いのほか巧みな舌使い。
思いのほかねっとりと送り込まれる唾液
だが、何かがすれ違う。
ひどく切迫している。
無理もない。行為そのものが真摯だがストレートなのだ。
プロセスを省いての終局への突入
若い人たちにありがちなことだ。
何度でも行為に至り、何度でも回復する若い男なら
つりあいもとれようが、親子ほども年が離れていたら
それはいささかムリというものだ。
このひたむきさには、もちろん好感を抱いたが
むらむらとオヤジ心がわいてきた。
少なくとも、こちらが知る限りの
本当の歓喜への道筋を、この白紙に近い肢体に
刷り込んでやろうと思った。

だから…
鏡に向かって立たせた。
「目つぶっちゃダメ。」
これから始まる行為のすべてを凝視するように言うと
後ろに回って抱きすくめる。
燃え盛る人妻のそれとは違って
少し硬めの身体が、予想以上の弾力で跳ね返ってくる。
ブレザーを脱がせ、タイをはずし、
ブラウスボタンをゆっくりとじらすように開ける。
スリップはつけていなかった。
シンプルなブラの下から、ほどよい大きさの乳房が突き上げている。
ブラの上から乳房愛撫しながら、肩口に唇を這わす。
そして、舐めあげる。
軽く噛む。
「ああ」とため息がかすれ出し、目が閉じられる。
鏡の中にその様子を見て取ると、耳元にささやく。
「ダメ、目つぶっちゃ。自分の顔を見るんだよ。」
そうささやきながら、ついでに耳の中に舌を差し入れる。
同時に、ブラから乳首露出させる。
「ほら、見て自分の格好。」
「いや。いや。」
とはいうものの大きく黒い瞳はしっかと見開かれている。
人差し指と中指の二本を手にとって
かすかに開かれた口に入れさせる。
「舐めて、自分の指。」
そこはもう唾液でいっぱいになっているのだろう、
自分の指をしゃぶる音が、ひどくいやらしく響きだす。
おそらく、下半身の口も同じようになっているのだろうが
そちらの楽しみはまだまだ先だ。
たっぷりと時間をかけて二本の指で口内をかき回させる。
それだけで感じるのか、瞳の焦点が徐々に外れだしてきた。
ぐしょぬれになった指を口からはずさせて、乳房にリードする。
そして、すでに硬く突き出し乳首
唾液をすりこむようにして、強くはさむことをリクエストする。
そうした。
あえぎながら、そうした。
鏡を凝視しながらそうした。
するどい感覚が漣のように押し寄せるのだろう。
額にしわがより、ややもすると目が閉じられる。
ためらいがちだった手の動きが、速く、強くなってくる。
だから乳房は自らの手に任せて
こちらの手はゆっくりと下に下がって行くと
下腹部の中心、へその周りをやさしく撫でる。
もちろん、肩口を撫でたり
唇に唾液を送り込んだり
髪の毛を咬んで引っ張ったりと
口を使うのはやめない。

アンダンテカンタービレ
あくまでゆっくりと流れるように。
すべてを知り尽くした熟女にするようなテンポとは対極にある速度だ。
手の位置を少しづつ、
少しづつ下げて行き
プリーツスカートをはずしにかかる。
あいているほうの彼女の手が伸びてきて
こちらの手の動きを封じ込めようとする。
「だめ、違うよ。両手でおっぱい揉むんだよ。」
素直だった。
たまらないように両手で乳房をつかむ。
もはやブラは完全に乳房からずり落ちて
卑猥光景演出するただの布切れと化している。
だからこちらも空いている手を
乳房をもみしだく女の手にかぶせて、動きを加速させる。
「ああ、ああ」
「どう、気持ちいい?」
「うん。うん。」
鏡の中でのたうちまわる光景
ついに足元まで下ろされてしまったスカート
意外にも光沢のあるピンクの小さなパンティとで
卑猥さが倍化した。
「見て、自分の格好。すごいよ。
ブラウスからおっぱい飛び出してるし、パンティはぐしょぐしょ。」
「いや、そんなこと言っちゃ。」
そういいながらも上気した顔で鏡を眺める様が可愛い。
二人で鏡を凝視しながら、手をふたたび這わしだす。
ためらうことなくパンティのなかに差し込むと
中指をのばしてずぶりと差し込む。
ものすごい濡れ方だった。
すでに大きく広がったシミからほとばしっていたのはわかっていたが
差し込まれたゆびを伝わって、流れ出して足元に垂れるほどだった。
鏡のなかの女の顔が苦悶にゆがむが
尻は逆に突き出され、腰が少し落とされて
もっと奥にと、指をせがんでいる。
指の動きを速め、円をえがくような運動を加えると
「いいの。いいのよお。」と言い出す。
パンティを一気にひきずり下ろす。
意外にもくねくねと腰を振って、脱ぎ去るのに協力すると
鏡の中はあられもない姿になっていた。
延びた脚、
質感のある太もも
くびれウエスト
意外に大きいヒップ
いずれもが、若者特用の陶器のようなきめ細かさで
薄暗い光を、それでもまぶしく反射させていた。
そして、愛液をたらし濡れそぼっているヘア
あくまであわやかだった。
「見て。きれいだよ。発情した格好。」
「ほんとだ。ほんとだ。」
ふたたび、指を激しく使い出すと、
びゅっびゅっと愛液を噴出させながら
「イく。」とつぶやいて身体を硬直させた。
この快感はおそらくはじめてのことなのかもしれない。

だが、それはまだほんの序の口だよ、
とこちらは心の中でつぶやいている。

(続く)

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