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11th Kosugi  Part 3

2016年07月30日 18:56

11th   Kosugi  Part  3

挿入は恐怖でもあった。

異常ともいえるほど締め付ける力が強く
若くひたむきな分、途中でやめることをしない。
だからひとたびペニスを打ち込むと
奥へ奥へと引きずり込みながら
激しい収縮を繰り返す。
そしてくわえ込んだが最後、という感じで離そうとしない。
快感にまっすぐ向かいあい
一生懸命にむさぼろうとするのが
かえって中途半端テクニックを凌駕している。
場数をかさねた人妻のような壮絶さで迫ってくるのだ。
だから、寸前にコンドームをつけるのがやっとだった。
たとえ合意が成立しようとも
あるいはせがまれても
ナマの精を送り込むのは
慎まなくてはならないから必死で抜き去ったのだ。
それにしても、この若さでこれだけの快感
自分でも感じ、相手にも与える女はきわめて珍しいのだろう。
改めてコンドームをつけた。
挿入した。
気持ちいい気持ちいいよおおお。」
もう声を潜めることはしなかった。
「すごいよ。あそこがすごいよ。」
アクメにむかって、というより
少しでもアクメに近づこうと大声でわめく。
恐るべき進化?の速度。
少女が急速にオンナに変貌し
さらにメスへとかけのぼってゆく。
ここまで変わるとは、会った瞬間にはとても予想できなかった。
性の快楽を刻み込んでやろう」などとは
おこがましいことだったのかもしれない。

向かい合って座って結合部を見つめあいながら
互いに激しく腰を前後に動かす。
肩に両脚を乗せて大きく開花させて
おおいかぶさるように上から貫く。
うつぶせにさせて腰を持ち上げ、
背後からアヌスペニスで撫でた後、
ずぶりと突き刺す。
仰向けのこちらの顔の上に
秘所を押し付けこすらせた後
身体をずらして馬乗りの形で挿入させ突き上げる。
双方が両脚を抱えて
二丁のはさみが交錯する形で引っ張り合う。

鏡を見つめあいながら
さまざまな卑猥体位をとって
快感をむさぼりあった。
「垂れる。垂れちゃうよお。」
「だめ、だめ。だめえええ。」
「やだ、やだ。やめちゃやだ。」
「奥に。もっと奥に。」
「もう、来て。もう、来て。」
「狂うよ。狂うよ。」
「見て。見て。鏡見て。」
「つながってるよ。ほらあああ。」
「ねえ、もうダメ。ダメ。ダメーーー。」
さっき濡らしたシーツは、シミがさらに広がり
もうただのしわくちゃの布切れと化した。
今まで長い髪がうちふられていた枕は
なぜか部屋の隅に飛んでしまっている。
ピンクパンティはびっしょりとぬれそぼり変色して
枕の代わりのように今は女のほほの下にある。
汗まみれの若い肢体がくねくねとのたくるさまは
ひどく卑猥で美しかった。

だから、ひときわ奥へと正常位で打ち込んだ。
再び襲いかかる強烈な収縮力。
そしてこちらを羽交い絞めにする若い脚の力。
交わす口に注ぎ込まれる甘い唾液
そして密着したペニスまんこの間から
染み出すようなさらりとした愛液
「いいの。いいの。とってもいいの。」
「い・き・ま・す」
それだけつぶやいたかと思うと、
全身がぶるぶると震える。
さらに緊迫力が強まる。
舌を強く吸う。
ぎゅっとつぶった瞳から涙がつーと流れる。
なまぬるい愛液がどっとふきだす。
その瞬間にはこちらも思いっきり抱きしめて
しとどに射精する。
どくん
どくん
どくん
どくんと
いつもより長い射精が続き、
激しい快感が大波となって押し寄せた。
性に目覚めた若い女性特有の
弾むような、押し返すような
それでいてひたすら飲み込むような鋭い感覚。
ひょっとして二人とも失神したのかもしれない。
そのまま五分くらいは抱き合ったままで
ピクリとも動かなかった。
動きたくなかった。
動けなかった。
いや、正確には、硬く、それなりに大きかったペニス
急速に硬度と大きさを失うという動きがあったが…

この見事な若い身体に触発されてか
三十分後には年甲斐もなく再度を求めだしていた。

(続く)

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