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成程話:自分がどうとらえるかの訓練

2014年03月18日 12:23

小林正観さんの心に響く言葉

私はいろいろな人から人生相談を受けます。
「足腰の立たない親を3年間介護していますが、どうしたらいいでしょうか。それは不幸や悲劇ではないのですか。私自身は、つらい思いをしている」という相談を最近受けました。
その人は42歳の男性ですが、「そのためにお見合い恋愛もできないし、嫁の来手もないので、私の人生はこれで終わりだと思うとつらい。このままでいいのだろうか」と話していました。
このことで悩み苦しんでいると言うのです。
それに対して、私は次のように答えました。
「人間が汗を流したときに、報酬は2通りの形をもってやってきます」
ひとつは、お金や金銭的な報酬で、もうひとつは“宇宙預金”という形です。
お金の場合、現金で100万円入っても100万円使えば0になりますが、宇宙預金はずっと年利1000%で複利計算です。
翌年から10倍、10倍に増えます。
ただし、自分がそれを人に言ったり見られたりしたとき…例えばトイレ掃除をしているとか、空き缶を拾っているとか、ゴミを拾ってクズかごに入れているとか、そういうことを誰かに言ったり見られると…50%(半分)になります。
それでも今の定期預金は0.1%くらいですから、500%はすごいでしょう。
ところが、この宇宙預金が何億ポイント、何十億ポイントと貯まっていても、一瞬にして0になってしまうことがあります。
それは、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言うことです。
これらを口にした瞬間に、今まで貯めたポイントは0になります。
「チーン」と飛びます。
「自分が年寄介護をしたり、障害児の世話をする親であったり、兄弟でそういう人がいたり、職場の中で他の人は要領よく立ち回っているのに自分は汚れ仕事ばかりやっていて、人の3倍働いていてひとり分の給料しかもらっていない、というような人は喜んでください」ということを確信をもって言うことができます。
流した汗の分だけ全部時間外手当や休日手当がつく人は、実は不幸なのかもしれません。
全然報酬のない汗をたくさん流している人ほど、実はものすごいパワー、人脈、宇宙預金が貯まっています。
実は、現象として嫌なこと、人、ものがあるわけではありません。
「私」がそれについて、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句でとらえるのではなく、「嬉しい、楽しい、幸せ」ととらえ、さらに手を合わせて、「ありがとうございます」と言えるかどうかを問われているのです。
良いとか悪いということではなくて、自分がどうとらえるかの訓練なのです。

『笑いつつ やがて真顔のジョーク集』宝来社


宇宙預金は「徳」や「運」と言いかえてもいいかもしれない。
「徳」や「運」は不遇や逆境のときに貯まる。
ただし、そこで不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わないことが前提となる。
人生とは、日々に起きる現象をどうとらえるのかという訓練であり試されごと。
面白がって明るく楽しく生きるのか、不平不満や愚痴、泣き言をいいながら暗い顔してつまらなそうに生きるのか。
試されごとの人生を、感謝の気持ちで面白おかしく生きていきたいな

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年03月18日 20:13

    これまた実行の難しい話を
    言ったら駄目?
    思うだけならいいのかな?
    なかなか出来ることではないですね

  • なな♪ 2014年03月19日 00:58

    SYUZO-さん:実行は簡単ではないですよね

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