【お題日記】セックス後、どんな会話をしますか？

今めっちゃ書いてたのに
消えた…

げんなり

奮い起こしてもう一度



セックスの後に限らず
良くお話を聞かせてた
寝る前に子供に聞かせるようなやつ



こんなの




あるところに
春を待つ国がありました

夏でも
秋でも
冬でもなく
ただ
春を待つ国

そこには一人のお姫様と
基本の王子と
オプションの王子との
二人の王子がいました

三人は仲良く
春を待ちながら
過ごしていましたが
この国は
春を待つ国
春はいつまでたっても
やってきません

ある日お姫様は
あんぱんを食べながら
つぶやきました

おはながみたい

二人の王子は困りました
この国は春を待つばかりか
晴れもせず
曇っているけど
雨も降らない国だったからです
春の木漏れ日と
優しい雨がなくては
花は咲きません

二人の王子は考えました

基本の王子が
銃の手入れをしながら
言いました

よし
雨と太陽を探しに行こう

オプションの王子が
あんぱんを作りながら言いました

よし
雨と太陽を作ろう

基本の王子は
旅に出ました
なんてったって
基本なので
王道を進みます
冒険して
探検して
知恵と勇気を絞って
長い長い旅にでました

オプションの王子は
ペンキを持ち出しました
なんてったって
オプションです
アイデアと工夫と
ちょっとしたステキで
人生を潤します
パンに初めて餡を入れたのも
何を隠そうこの王子です

基本の王子は
随分と長いこと
戻りません

その間
お姫様とオプションの王子は
世界の終わりと呼ばれる壁に
青空の絵を
描きました

お姫様は
基本の王子の帰りを待ちながら
あんぱんを食べながら
何度も何度も壁を塗り
重ねて重ねて色を塗り
重ねすぎて
塗りすぎて
とても暗い空になっても
まだ空を描き続け

基本の王子は
何の手がかりも無いまま
旅を続け

オプションの王子は
ピザパンを開発し

春を待つ国は
出来上がりました














その国に
ある日
二人の冒険者が迷い込んできます

冒険者Aと冒険者B

通りすがりの彼ら

何が起こるのでしょうか…


つづく