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二人の狭間で。

2006年10月22日 01:22

Bさんと関係をもってから、なんだか辛くなった。
学校でBさんの彼女らしき人を知って、目に入るようになったから。
図書館でも学食でもどこでも何故だかすれ違う。

神様が罰をあたえているのかもしれない。

もう、Bさんとは会わない。もう寝ない。
そう決めようとした。
でも、きっと連絡があったら逢ってしまうだろう。
もう連絡しないそう決めた。

2日後、また飲み会の席でBさんに逢ってしまう。
いや、本当は分かってた。
いけば逢う事になるだろうって。
分かってたのに行ったのは、好きだからなのか、それともただ寝たかっただけなのか。

その場にはAさんも来てた。
あたしはBさんを横目に、Aさんも気にしていた。
それはやっぱりキスしたから。
なんでキスしたのか聴きたかった。私のこと好きになってくれる可能性はあるのかなってことも。
Bさんには彼女がいる。
そうなるとやっぱりAさんのほうに可能性があるなら、そちらに身を任せたい…そう思ってしまったんだ。

なんて浅はかなんだろう。なんて計算高いんだろう。
今になって客観的にみれば本当に最低の考え。



お酒が進むにつれて
Bさんは眠ってしまった。
Aさんや他の人と話してるうちに、Aさんの隣で眠ることに
なってしまった。
他の人のいる中でベッドの中で二人で眠ってるフリをして
キスした。
絡めあうようなキスは涙が出るくらいやさしかった。

みんなが寝静まってから彼は囁いた。
「これ以上いたら襲ってしまいそうだから、帰るよ。」
その一言で私は決心がついた。
「だったら、私も一緒に連れて行って。」

二人でそっと抜け出して近くにある彼の家に向かった。
寒くなってきたばかりの季節。
朝に近い時間。
二人で身を寄せ合って、手をつないで歩いた。
車のない道路をふざけて歩いた。

遊びなのかもしれない。
一晩のコトだけかも知れない。
それでも私はそのとき一緒にいたかった。
彼を感じていたかった。






部屋に入るとキスをした。
寒い部屋がいつの間にか熱く感じていた。

服を脱がせあった。
身長が高くて、バスケをしてる彼の体は
ラインは細いのにがっしりとしていた。
掌でなぞって確かめた。
お酒のせいか、この状況のせいか、彼の体は熱かった。

キスが体に降ってきた。
「一緒に連れて行って」と口にしたときから
私は潤んでいた。彼が私に触れることを期待して。

私の入り口は彼の指をするすると咥え込んでいった。
これまでに経験したことのない水分量。
私は完全にオアシスの水源だった。

指はいつの間にか二本に増やされ、それでも抵抗なく呑み込まれる。
それと同時に声も部屋の中へ呑み込まれていく。

彼は我慢できないといわんばかりに
服を脱ぎ始めた。
露わになったそれは今までのとは一段と違うものだった。
何も身にまとわないままソレは入り口へとあてがわれた。

少しの抵抗を受けながらもそれは派手な音を立てて
私の中心へと突き進んできた。

あとは本能に身を任せて求め合った。
大きなソレは私を狂わせ、わたしの熱は彼を獣にした。

私のお腹に彼の雫が出されたとき私は宇宙の端をみた。

長い間快感に身を任せ求め合った
シーツのしみとしてその後に残っていた。





**************************

このウラログへのコメント

  • かつとし 2009年01月02日 13:56

    凄く官能的な文章です★でも切なくて悲しくなる☆ぎゅーって抱きしめてあげたい(★^3^☆)chu-☆★

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