【湯けむり旅情】湯治の旅

*だからリアル彼女いないから、どっちから誘うって議論もないんだってば！

旅行2日目。
ちなみに1日目は移動で費やした。いよいよこの7泊8日の旅が始まるのだ。といっても今日はこの温泉街だけの日程だそうな。
ちゃぷん
あ～～極楽極楽。
「背中をおながししましょうか？」
おお、気が利く旅館スタッフもいたものだ。お言葉に甘えて……って母さんか。
「なんだ、母さんかって顔よね。でも夫婦で一緒にお風呂なんて久しぶりじゃない。若かりし日々に戻れそうだわ～」
背中どころか、横に座り湯に浸かる妻。長い髪をアップにして、湯を楽しんでる様子。うむ、なんだかいつもより艶やかで綺麗だぞ。母さん
「母さん、って呼ぶの、旅行の間やめにしない？たかふみ達はお留守で二人きりなんだし」
うむ……心境の変化か。仕事でかまけてほったらかしですまなんだな。この旅行を機に、溝が埋ればいいかのお。
「うーん。久しぶりにしたくなっちゃったわ。ここでしましょう」
尋ねるではなく決定だった。妻は決断が早い。久しぶりの慣れない手付きで俺の股間をまさぐって行く
「あらあら。まだまだ現役じゃない///」
温泉バワーかの。それとも若い気持ちが蘇ったからかの、○○
妻を「母さん」「お前」ではなく名前で呼んだ。それに同調して妻は若い……結婚以前の仕種で甘えてきた。
「今夜は離しませんよ、お兄様」

次回を待つ前に父母と兄妹どっちが読みたいですか？例によってコメントを参考にします