あこがれ86

「だって仕方がないですよ。この身体を見せられたら」
「でも、大きいわ」
「そんな事ありませんよ。ご主人と同じ位でしょう？」
「いいえ、うちのとは比べものにならない」
「そうですか？」
引っ掛かっているタオルを除ける

「うわっ、お腹に当たる位の凄い角度」
「何時もそんな角度？」
「いえ、相手によります」
「失礼な言い方かも知れませんが、長谷さんの年代は垂直より少し位でしょう？」
「さあ、男の大きくなった所を直に見た事ないので、何とも」
「ご主人とは同世代だと思うのですが、どの位の角度です？」
「主人とはもう何年も無いけど、最後の方は９０度がいい所でした」

「全然されないのですか？」
「ぜんぜん」
「久美さんは私より下なのに・・・したく成りません？」
「答え難い質問を、ずばりとお聞きになるのね」
「でも、どうなのです？４０前後の女性はしじゅうしたがるって言いますよ」
「うーん、そう確かにしたい時は有りますね」
「そんな時は、やはり浮気・不倫ですか？」
「とんでも無い。わたし結婚してからは一度もそんな事・・・」
「それじゃ、オナニーで我慢する？」
「また、答え難い質問」
「でも、されるのでしょう？」
「たまには」
「勿体無いなー、こんな素晴らしい体なのに」
「私だったら、毎日の様にするだろうな」
「ふーん、本当かしら？」

久美の右手を掴むとそれに導く
「これでも嘘ですか？」
一瞬引っ込めそうな手
その手を上からグッと握った


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