ﾊﾗｽﾒﾝﾄｼﾘｰｽﾞ★Ａ菜さんとB代表

以下、Ａ菜さんが話してくれたので回想を再現。

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Ｂ代表「Ａ代表は私を恨んでいるでしょうね。」


Ａ菜さん『Ａ代表は貴方を恨んでいません。私もですよ。
かつて団体の代表補佐として身を粉にして尽力した貴方に感謝こそすれ、懐かしみこそすれ、恨むなんてとんでもないです。』


Ｂ代表「私がＡ代表を追い出したような形になった。
私はＴ代夫人に反対できなかった。
いや、今でも彼女に反論なんてできない。」


Ａ菜さん『もともとＴ代夫人はＡ代表と仲が悪かったから、
こうなる運命は避けられなかったんですよ。
時が過ぎればまた一緒の団体になれるかも。』


B代表「それは不可能だ。Ｂ団体は絶対にＡ代表を受け入れない。
Ａ団体が私を絶対に受け入れないのと同様に。」


Ａ菜さん「･･･状況が変わる事を祈っています。人間のする事に「絶対。100％」なんてありません。」

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Ａ菜さんは話し続けた。
「Ａ団体のなかには、
『Ｂ代表は新参なのにチャッカリ団体代表に納まって、Ｔ代夫人からの恩恵にも預かってうまい事やっている』という人もいるけど、Ｂ代表は自分を良い立場などと思っていないと思う。むしろ、操り人形のようにまわりに翻弄されていると感じているのでは…

でないとあんなにｷﾞｽｷﾞｽとやつれた顔にならないと思う」