君に話すことがあるとしたら

旧広島市民球場跡地で開催中の、「ひろしまブックフェス」に行ってきました。
簡単に言うと、県内のたくさんの古書店が集まって、野外イベント場で即売会…というもの。

デジタル社会になり、新聞も雑誌もウェブで目にする機会が増えました。
でも、私は相変わらず「紙の本」が好きです。
自分のことを読書家と言うとおこがましいんですが、量だけはジャンルを問わずかなりの本を読むので、乱読家ってことにしときます。
国語教師を目指したきっかけのうちのひとつ、でもあります。
くそ真面目な本から不真面目な本まで、日本語で書いてさえあれば、特に嫌いな分野はないです。
読んでから「オモロなかった」ってこともよくありますが、とにかくいっぱい読むのが好きです。

だからこういうイベントはなるべく行きたいんですよね～。
野外（屋根は一応あります）に書店ごとに、多くの本棚が並んでいます。
探すだけで楽しいです！

書店によって得意分野が異なるのも面白く、ある店は純文学、ある店は専門書、ある店はコミック、ある店は絵本…とにかく見ていて飽きません。
今回、そういうジャンル以外の「レアもの」だけを出している店があり、驚きました。
昭和中期のアイドル雑誌とか、赤川次郎作品の初版本とか。
一番びっくりしたのは、山口百恵さんと三浦友和さんの映画「ふりむけば愛」の、ふたりのサイン入りパンフレット…そんなもん広島県にあったんかい。
もちろん高額なので誰も手を出してなかったけど。
いや、若者の趣味ではなかったからかも…でも、ディスプレイとしてのインパクトは抜群でした。