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エルピーダの元坂本社長逝く。

2024年03月02日 11:19

エルピーダの元社長坂本さんは決してエリートコースを歩んではいなかった。
新卒で入った会社は最初は倉庫番だったと聞いた事がある。
どちらかというと彼の行動は、日本の大企業社長としては日本的ではなかったな。
根回しが上手く、自ら動かず迎合型の社長が多い中で、独断専行的だった。
そういうのが自分と似ていて以前から共感を持っていた。
このエルピーダは、NECと日立SSのDRAM事業を引き継いで発足した会社だ。(あとから三菱電機が加わった)
半導体産業というのは、常に多額の資金が要り、開発設備投資が毎年毎年必要になる。
半導体産業は凄く忙しいのです。仕事の実務も経理的にも落ち着きがないのである。
年中お金を回して行かないとならない。いわば減価償却産業なのですね。
うまく行けばかなりの儲けが出るが、一旦つまずくと直ぐに資金繰りが悪化する。
減価償却費が多いから、直ぐに赤字に転落する。
日本企業はこうした年がら年中忙しく、開発投資設備投資して行く会社は似合わないのである。
東芝は企業風土が比較的半導体産業に向いていた。しかし日立製作所は全く向いていなくて
重厚長大産業に戻って行った。日立はそれで良かったのですけどね。
中途半端半導体に向いていた東芝はキオクシアが儲け頭になった時もあったが
多くの産業を抱えていたから、投資にばらつきが生じ、結局は会社自体がおかしくなった。
エルピーダ資金繰りにはいつも苦労していたから、
坂本社長の思い描く本来の世界に行きつかなかっただろうな。
世界にはサムスン電子だの、インテルだの、マイクロン、TI、SKハイニックスらの
資金豊富な企業が存在する。
資金繰りというハンデを背負いながら、こういう企業と競争しなければいけなかった。
資金不足に頭を使わざるを得なかった坂本さんの苦悩が蘇りますよ。
ついには2012年2月会社更生法を申請した。
資金不足などに頭を使わず、坂本さんの思い描く半導体事業を自由に行わせていたら
どうなっていたか?
エルピーダ工場広島に残っています。マイクロンの翼下になっていますが
今も最先端メモリーを生産していますよ。坂本さんもこれで良かったのではないですかね。

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