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「アス」レビュー☆

2020年09月26日 02:19

「アス」レビュー☆

ピタ・ニョンゴ主演他。“わたしたち”がやってくる。アデレード(ルピタ・ニョンゴ)は夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子ジェイソンと共に夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れる。早速、友人たちと一緒にビーチへ行くが、不気味な偶然に見舞われたことで、過去の原因不明で未解決なトラウマフラッシュバックする。やがて、家族の身に恐ろしいことが起こるという妄想を強めていくアデレード。その夜、家の前に自分たちとそっくりな“わたしたち”がやってくる・・・。「ゲットアウト」の鬼才ジョーダン・ピール監督が贈るオリジナリティ溢れるサプライズスリラーが遂に日本上陸

3/10点!!「ゲットアウト」は怖いし面白いし新しいしで凄い!と興奮したのですが、本作はその場で驚いて怖がるだけの遊園地スリラー以上のことは起こらず、伏線も最初にほぼ答えを提示してしまっているので、どんでん返しとしても成立していません。往年のホラー映画オマージュアメリカ階級社会への皮肉など、ワンシーンワンシーンにてんこ盛りに盛り込まれているのですが、それも笑って良いのか、恐がれば良いのか、社会派だね凄いねという反応をすればいいのかわからない具合でした。ただ、ルピタ・ニョンゴを始めとする俳優陣の2役は全く別人物にしか見えないし、後半、アデレードが狂気を取り戻していく変化も凄まじい迫力だし、見事な演技を見せているのでルピタの新の実力を知りたい方にはオススメです。でも、黒人さんと夜のシーンは部屋の明かりを消して観ても全然観えなかったので、ハリウッド黒人さんの主演映画が少ないのは、この映画との相性の悪さも原因のひとつなのかなと思いました。だって、もう夜だと全然何やってるのか見えない!(>_<)地下を管理していてウサギを育てているのか誰か?手をつないだ集団はどこを目指しているのか?など謎が解明されないまま終わってしまうのもモヤッと感が半端ないです。期待値を上げ過ぎたかな。2019年公開。

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