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「ガルヴェストン」レビュー☆

2019年05月24日 02:07

「ガルヴェストン」レビュー☆

ベン・フォスター、エル・ファニング主演他。「どうせクソみたいな人生だ。死ぬならそれも仕方ない。」裏社会で生きるロイは、病院で自分の死期が近いことを知る。殺し屋として生きながら、自身の死の恐怖を振り切ることができずに苛立つロイ(ベン・フォスター)であったが、いつものようにボスに命じられて向かった仕事先で何者かの襲撃を受け、自分が組織から切り捨てられたことを悟る。ロイはとっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女を連れて逃亡した。少女ロッキー(エル・ファニング)と名乗り、行く当てもなく身体を売って生活していた。全てを失い、孤独で平穏な生活を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独未来を恐れるロッキー。組織は必ず2人を追ってくる。ともに深い傷を抱えた2人は、明日をも知れぬ危険な逃避行に出る・・・。「この娘を守って、死のうと思った。」 「この男を信じて、生きると決めた。」男は死に場所を求め、女は生きる希望に縋った―。傷だらけの男女の、美しくも激しい痛みが胸に突き刺さるハード・クライムムービー

4/10点!!クライム系は苦手なのですが、エル・ファニングを好きなのと、女性監督なので、何か違うかもと期待して観に行きました。ひどく感傷的なこと以外は他とあまり変わらないストレートな作品。でも、少しロマンティック。主人公が自棄になって暴走せずに、悪人を倒して終わりじゃないところが良かったです。老いぼれ犬な背中が哀愁を誘い、余韻として残ります。ロッキーの人生はやりきれなさ半端ないです(>_<) あとは、上げて落とすならもう少し上げて、音楽も爽やかめのを流した方がメリハリがあって、女性は観やすくなると思います。エルがすごく大人で、これまでとまた違う深みのある演技をしているので、ファンの方はぜひ。でも、エルが出ていなかったら観てないです(爆)2019年公開。

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