俺とレンジと蕎麦爺さん(こっちが本編)

裏ログの続きっちゅうか

ただの補足な感じで←

お店の写メ取ってこなかったけど

今日のうちに更新する事にした

(写メはそのうち貼るかも)


これは4年位前、まだ僕の部屋に生活家電が無かった頃

夏場を扇風機と換気扇で乗り越えた辺りの話…かな、多分。












ちわ～す！

bishop母[こんにちは～]

おっちゃん{あらどうも、今日は彼女連れかい？


(おっちゃんと母で軽く自己紹介)


で、今日こそは約束通りレンジ貰いに来たっスよ～♪

{あそなの。多分まだあると思うから持ってって良いよ。}

[すいません。なんだか新しいの買ってあげるって言っても聞かなくて…]






おっちゃんの蕎麦屋がある建物は、ほぼ全ての店が立ち退きさせられていて、廃墟同然の造りになっている。

残っているのは、おっちゃんの蕎麦屋だけ。

他はもぬけの殻、ガランとして辺りにホコリが被っているだけだ。

くれると言う電子レンジも、そんなホコリを被ったガラクタの１つに過ぎなかった。


だが、それがイィ(・∀・)♪


たまたま遊びに来ていた母を利用し、都会の真ん中で、ほぼ丸出しのレンジを２人で運ぶ。

周りの目線を気にしたら負けだと思った。

２人でぶつくさ言いながらアパートへと到着する。






どれ、まずはシャワーで…

[あたしが拭くって]


いや…とりあえずシャワーかけちゃえば…

[お酢を使うと結構落ちるのよ]


でもそれめんどく…

[コレ(賞味期限が過ぎた酢を手に取り)使わせてもらうよ]






[]でくくった方が母の台詞だ

母は血液型で言うとこのＯ型だ


[]でくくってない方の台詞が僕

僕は血液型で言うとこのＡ型


┐(´ー｀)┌でっていう


かくして、酸っぱい匂いのレンジに電気を流す時が来た。






い…入れるよ…

[う…うん…大丈夫かしら…]


ウイィィィィン......


す…スゴい…ほら…少しずつだけど温かく…

[本当だ…こんなに動くのね…]






┐(´ー｀)┌ちゃんちゃん