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バフマン・ゴバディ監督 「ペルシャ猫を誰も知らない」

2010年08月09日 18:59

バフマン・ゴバディ監督 「ペルシャ猫を誰も知らない」

亀も空を飛ぶ」や「酔っぱらった馬の時間」のバフマン・ゴバディ監督の映画です。8月8日日曜日、渋谷ユーロスペースで観ました。
結構、観客はいて、ゴバディ監督の人気がうかがえました。ペドロ・コスタ監督の「何も変えてならない」も初日こそ混んでいましたが、8日にはそれほど入っていませんでした。それはそれとして・・。
 そもそも「亀」も「馬」もクルド人の物語なのですが、この「猫」では、ゴバディ監督はイラン首都であるテヘラン舞台にしています。
 まるでドキュメンタリーのようなのですが、そこはゴバディ監督の作品でして、いろいろ仕掛けやらどんでん返しがあります。
 2人の男女が自由に音楽活動を行いたい、そのためにはロンドンに行くしかない!と考えます。そのためにはビザパスポートがいるのですが、先立つもの(金)を稼ぐために、バンドメンバーを集めてコンサートを開こうとしてます。紹介されて、メンバー探しやらパスポート偽造やらの世話をしてくれるのが、口八丁手八丁のナデルなのです。彼に連れられて男女(ネガルとアシュカン)はイランアンダーグラウンドミュージシャン達に次々とあっていきます。それとともに、われわれはイラン若者たちが聞いている古典音楽以外の洋楽(ラップがあったり、ロックがあったり、ワールドミュージックがあったり・・)を知るのです。
 イランの音楽、ひいては自由に対する検閲の厳しさに対して抗議した映画ですが、それだけでなく、そうした状況下での音楽をする素晴らしさについてわれわれは知ることができます。
 なんでも、ネガルとアシュカンは実際にミュージシャンで、この映画撮影直後に亡命したらしいですし、ゴバディ監督も迫害を恐れて自国イランを離れています。
 考えさせられる映画です。

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