【詩的】ざぁざぁ。

ざぁざぁざぁ。
そんな、気分。
時にはそんな日が、
あってもいいよね。


ひとって、弱いよね。
怒られてへこんだり、
さびしいと逃げたくなったり、
たあいもない一言で傷ついたり。


そんな気分の時、ひとの心は逃避する。
そんな気分の時、ぼくの心はどこへゆく。


ずっと、一人だったんだ。
一人だったから、自分からは逃げはしなかった。
一人で生きていくんだ、だからここまで頑張れた。
ただ、その考え自体がどうしようもなく子供で、
弱かったんだと、逃避だったんだと、思う。


一人では生きていくことが辛いと、
もしかしたら一人ではないのかも知れないと、
ぼくの周りにはこんなに素敵なひと達がいたのだと、
それに気付いた瞬間から、
それを失うのが怖いんだと思う。


新たに生まれた恐怖から、心が逃避する？
違う、そうじゃない。
一人じゃないと感じた瞬間から、
ぼくの心には勇気が生まれた。
だから、ぼくは、闘うよ。
きっと、きみは、大丈夫。


そんな気分の時、ぼくの心はここにある。
そんな気分の時、ぼくの心はともにある。