ﾊﾗｽﾒﾝﾄｼﾘｰｽﾞ★公園での出来事

「Ｍ君」とＤ本さんが話し始めた。
「ｲﾍﾞﾝﾄは俺とＯ田りんが一緒にするだけで、
何も社会に支障はないよ。
こんな妨害したって貴方には何の利益もない。」と言うと
Ｍ曰く『社会に利益はあります。怪しい団体に騙される人を減らしていけます。』


Ｏ田さんは「Ｍ君、Ａ団体は怪しくもなんともない。これがまず第一。それから私は今回の教室やｼﾞｮｲﾝﾄｲﾍﾞﾝﾄをＡ団体のＯ田ではなく個人のＯ田として開催している。これが第二。どこから見てもやましい事は何もしてないよ。」と抗弁。


『Ｏ田さんは、自分の正体を明かさず教室していたでしょ。
そんなの詐欺です。
騙されて参加した人はＡ団体に何かされるのでは？と
不安がります。』


「Ｍ君」とＯ田さんも一歩前に出て話した。
「私はＯ田個人として教室開催しているんだ。
隠すも何もＡ団体とは関係ない。
じゃ、君は自己紹介のときに、いちいち○○会社のＭです、と言ってるわけ？」


『僕の勤務している○○会社は普通の会社です。
僕が勤務していることを言わなくてもそれは何も隠した事にはなりません。
でもＡ団体は社会にとって問題のある団体です。
それは隠してはいけません。Ａ団体のＯ田です、で納得している人としか関わってはいけません。
それで納得している人はその後社会と関わってはいけません。Ａ団体は存在そのものが悪です。』とまたよくわからない論を言い出したそうな。


『Ｏ田さん、貴方は存在が悪なんです。
社会の癌なんです。
それから、Ｄ本さんやＨ氏もＯ田さんを支援しているから悪です。貴方達も社会の敵で癌です。
僕たち被害者は悪の存在を認めるわけにはいかないんです。』と続けた。
『だから、Ａ団体は解散してください。
Ｏ田さんはもう何もしないでください。Ｈ氏やＤ本さんも悪の支援はやめて社会のためになる事をしてください。
被害者はみんなＡ団体や構成員や支援者がいなくなって平和な社会を望んでいます。自分達が社会のクズだというのをわきまえてください』とペラペラと話続けたそうである。


黙って聞いていたＤ本さんがここで激怒！
「こら！テメー、言いたい放題よく言うな！
Ｏ田りんが何したんだよ。
Ｈ氏や俺が何したんだよ！
何も悪だの迷惑だの言われる事してないよ（｀´）
社会のクズだの癌だの、よくもそんな（｀´）」


「だいたい、あんた自分を被害者ってなぁ（｀´）…」と
こぶしをかためて更に言おうとするＤ本さんの手首をＯ田さんががしっと掴んだ。

『Ｄ本さん、言葉を荒げちゃだめだっ！』

「だって、Ｏ田りん、こいつが…」と言いかけたＤ本さんに
Ｏ田さんが静かに言った。
『Ｍ君はわざと怒らせようとして挑発しているんだ。』


Ｏ田さんは少し体の向きを変えて前方斜めにある大きな木のほうを見た。
『貴方、かくれんぼがヘタですね。可愛いアンヨが見えてるよ。出てきたら？』と少し大きな声を出した。

木の向こうから茶髪のロンゲ、大きなサングラス、ジャンパーにジーパン、スニーカーの小柄な男性がすっと姿を現した。


（ウラに続く）