勝利を確信しウイニングランを行ったが・・・

ゴール版の前そして直後完全に差しきって前に出ていた。鞍上の武豊は勝利を確信しウイニングランを行った。
馬はスペシャルウィーク、差しきったと見られる相手は的場グラスワンダーである。
長い写真判定の末、ゴール版上の写真は鼻を伸ばしたグラスワンダーに対しスペシャルウィークは武が手綱を引き付けたために首を縮めていた。騎手の頭、馬の体すべてスペシャルが前にでているがゴールの瞬間に３０ｃｍほども首を引っ込めたスペシャルに対し一杯に首を伸ばしたグラスが４ｃｍ先着していた。
写真で見るとグラスの的場より体ひとつ前にいる武だがグラスの鼻先が伸びて引っ込めたスペシャルに先着している。

明らかに武のミス、ゴール版通過時点で手綱を引いたのが敗因だ。

春秋の天皇賞、ジャパンカップで凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジューを返り討ちにしてＧ１４つ目、もう１つが取れなかった。

シーザリオのあと大物が出なかったが今年はリーチザクラウンに期待がかかる、NIKKEI杯の負けが不可解だったがきさらぎ賞を快勝、大いに期待がかかる。
長距離適性はサンデーサイレンス後継種牡馬の中でも抜群で父サンデーに似た美しい流星を持っている。