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地球からの使者 3 哺乳類から人類へ

2009年01月24日 06:48

謎の男「哺乳類恐竜が滅びるまで小さなネズミ位の大

きさのか弱い動物だったのに瞬く間に進化の階段を駆け

上る様に種類も個体数も増やして行きました。」

乾「所謂、進化爆発だね、地球には過去に何回か有った

らしいね。

一番有名なのはカンブリア紀の進化の大爆発だね。」

謎の男「6000万年前は哺乳類だけの進化爆発です。

1000万年程度の間に哺乳類地球のあらゆる大陸

と島に進出して行きました。」*1

乾「南極にも化石が有りましたね。」

謎の男「南極も昔は暖かかったですから。

そして約300万年前*2の或る日アフリカ地球にとって

大事件が発生しました。」

乾「???

何が有ったのですか?

火山の爆発?

また小惑星の衝突?」

謎の男「いえいえ、もっと意義深い事です。

アフリカではサルたちが集団で狩りをしていました。

そのサルたちの狩りは命がけだったのです。

相手はサルよりもかなり大きなイノシシだった。

狩りの度に何匹かは傷つき命を落とす者も居ました。」

乾「その頃のサルも大変だったんだね。

今の人間も大変だけど・・・」

謎の男は苦笑いを浮かべた・・・

謎の男「でもその日は違っていました。

一匹のサルが地面に落ちていた太い木の枝を拾って、獲

物の頭に振り下ろしたのです。

その一撃でイノシシは動かなく成りその日は怪我をした

り死んだサルは一匹も出ませんでした。

これが人類が始めて道具を使った日でした。

それからこの群れでは狩りの時には太い木の枝を携える

様に成り、他の群れより著しく優位に生き抜く事が出来る

様に成ったのです。」

乾「それが人類祖先?」

謎の男「ええ、でも現代人へは、まだまだ遠いですが。

そのサルは進化を続け道具も石器、青銅器、鉄器へと進

化をして行きました。

けれど人類は一種類だけでは無いのです。」

乾「え!?

どうゆう事?

地球には今の人類以外に人類が居る?」

謎の男「人類にも沢山のバリエーションが有ったのです。

体の小さな者、体の大きな者、頭の優秀な者、運動神経

が発達したもの、凶暴な者・・・*3

色々居たのですが、結局残ったのが現在の人類と云う事

に成ります。」

乾「現在の人類が一番賢かったから残った?」

謎の男はニヤリと笑い

謎の男「いえ、一番賢かった人類繁殖力に欠けて居た

のです。

何しろ頭が大き過ぎて、皆、難産だったので・・・

出産時に母子共に死ぬ事が多くて、絶滅して仕舞ったの

です。」

乾「残ったわれわれは2番目?」

謎の男「三番目かも・・・

冗談ですよ。

何番目かは今と成っては誰にもわかりません。」

乾「それで君は誰の使命を受けているのかね?

そしてその使命とは何かね?

そろそろ教えて貰えないかね?」

謎の男「今までの話で地球に意思が有ると考えた方が総

ての生命に関わる事象が説明し易くなる云うのはご理解

頂けましたか?」

乾「ああ、確かに今まで謎だった事が地球の意思と仮定

すれば理解し易くなるな。

でも安易過ぎないか?

判らない物を総て地球の所為にするのは・・・」

謎の男「でも証拠が有るのですよ。

私は地球からの使者なのですから・・・」


*1 この辺の具体的な年代は不明です。
適当に書きました、悪しからず。
*2 この年代も諸説有ります。
*3 ネアンデルタール北京原人など現代人に繋がらな
  い人類が多数発見されています。

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