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地球からの使者2 恐竜の時代

2009年01月17日 05:14

謎の男「地上に上陸した魚類両生類にそして爬虫類



と進化をしました。



この時、哺乳類もほぼ同時に生まれたのですが・・・



でも、地球はここで大きな間違えを犯したのです。



大気の酸素濃度を大きくし過ぎたのです。」



乾「その何が間違いなのかね?」



謎の男「酸素濃度が大きいと、哺乳類より爬虫類にと



って有利なのです。



爬虫類は酸素の代謝効率が悪いため変温動物なのです



が、しかし、昔は酸素濃度が現在の倍以上高かった



ので。



代謝効率の悪い爬虫類でも、恒温動物の様に体温を



維持する事が出来る様に成った者が現れました。*1」



乾「それが恐竜だね、だから恐竜は寒い地方にも居たん



だ。」



謎の男「でも、その為に哺乳類絶滅寸前にまで至りま



した。」



乾「恐竜の方が繁殖力が旺盛だったんだね。」



謎の男「そうです。



その後、恐竜は沢山の種類に進化を続け。



或る者は、海に戻り。



或る者は、空を飛び。



また、或る者は、体を大きくして史上最大の生物にまで



成りました。」



乾「60トン位だったかな?」



謎の男「良くご存知ですね。



今確認されている最大の恐竜は80トン位と推定されてい



ます。



地球はその後、2億年近く待ちました・・・



しかし、恐竜からは地球が待ち望んだ、知性体は生まれ



なかったのです。」



乾「地球は知性体を作りたかったのか?」



謎の男「はい、その通りです。



でも恐竜から一番賢くても現在のサルや犬程度の知能し



か生まれませんでした。」



乾「地球は知性体に何をさせる心算なのかな?」



謎の男「その話はもう少し先にさせて下さい。



今の定説では6500万年前の隕石の衝突で恐竜は滅びた



事に成っています。」



乾「メキシコユカタン半島のチクシュルーブ・クレーター



だね。



行った事が有る。



でも。実際にはクレーターは地上にはなく、もう風化し埋



れてしまっていて、殆ど何も判らなかった。」



謎の男「現在は衛星写真でしかわかりませんね。



確かにその事件で地球上の生物の70%が失われまし



た。



しかし、恐竜絶滅隕石の落下から100万年以上も後



に成ってからなのです。」



乾「そうゆう学説も有るね.*2



じゃあ、なぜ恐竜絶滅したんだ?」



謎の男「地球はその事件をきっかけに恐竜の更なる進



化を期待したのですが。



残念ながら、恐竜は進化をしなかった。



恐竜の体の構造上それ以上の進化は望めなかったので



す。」



乾「だから地球恐竜絶滅させた?」



謎の男「そうです、大気の酸素量を低くして、恐竜



絶滅させたのです。



恐竜の一部は鳥に進化をしましたが、それ以外の恐竜



は完全に居なく成りました。」



乾「次が人類?」



謎の男「いや、人類結果論です。



地球哺乳類を選んだのです。」



彼はまた一口コーヒーを啜った。



謎の男「地球哺乳類の為に温暖で酸素量も多すぎない



様に調整して、哺乳類に丁度良い環境にしたのです。」



乾「ん~



何だか本当に地球に意思が有る様な気がして来たね。」



謎の男は微笑んだ。



*1 まだ学会では定説には成っていませんが、この説を
  支持する学者が増えています。
*2 定説では有りませんが、隕石落下の100万年後
  の地層から恐竜化石が見付かっています。

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