ぬこ様

こないだ何処ぞで
猫は魔物の一種だから、猫を飼ってる所にほかの悪霊はよりつかない
なんて話を聞きました


悪霊はどーかしらないけど、とにかくぬこが居る家には虫が殆どわかない
食欲と好奇心をもてあましているぬこ様が根絶やしにしてあそばすからだろう（多分）

ぬこはあんなにも甘えて人に媚びるのが上手なのに
いつも孤高で気高い雰囲気
なんて素敵な生き物なんだろう！

昼は人に甘えてエサをねだったり
寂しくなったのか音も無くすり寄って来たり
あたたかい日向でダラダラしたり
私の気をひいて喜ばせる可愛さを日常的な場面を通して放ってきて
魅了されてやまない

それが夜になると、冷酷な獣へとスッと切り替わって
食べられそうで動くものなら何でもいたぶりあやめる
お腹が一杯になっても、遊びのために狩り続け
生ごろしをキープしながら小動物を拷問にかけるように弄んでいる所を、なかなか目の当たりにすることはできないけれど

そういった二面性を考えるだけでわくわくして、ウットリしてしまう
裏も表も、人を魅了するに完璧な生き物なのだ
（絶賛の嵐）
あんな風になれたらなぁ、、とたまに憧れる

そんなことをぬこ様に伝えたとて
「人間とはちがうのよ、人間とは」
と突っぱねられてしまいそうだけどｗ