美しき野獣

世の中は韓流ブームらしいですが（もう過ぎ去ったのかしらぁ？？）韓国映画観たのは試写での「シュリ」以来かも。。。

韓国映画キライなワケじゃないんですのよ

映画を選ぶ基準なんて所詮ワタシの気分次第

たまたまレイトショーで時間が合ったのが「美しき野獣」（２００６年韓国映画）だっただけ

公開前、CMガンガン流れていたでしょ

「美しき野獣」って題名と、男の瞳が気になって観てみました

ただ、観たの一ヶ月くらい前

はたしてワタシはどこまで印象に残っているのでしょー？？


舞台は灰色の都市ソウル

この物語の主人公、中部署捜査課のチャン・ドヨン（クォン・サンウ）は捜査の為には暴力もためらわない熱血刑事→熱血というかは無謀刑事。。。オープニングからあばれてる。。。

しかし職務を離れれば、苦労を重ねてきた病床の母（イ・ジュシル）を気遣う優しい息子でであり、母に代わって食堂を切り盛りするジュヒ（オム・ジウォン）の前ではシャイな少年のように不器用になってしまう→こんなキャラ設定の映画、どっかにもあったよね！？きっと。。。

もう一人の主人公、オ・ジヌ検事（ユ・ジデ）は３年前に裏社会の大物、クリョン組の会長ユ・ガンジン（ソン・ビョンホン）を脱税で刑務所に送ったものの、上層部に疎まれ、地方に飛ばされ、ソウル地検に戻ったばかり

法の力を信じて冷徹に捜査を進め、仕事人間のためか妻との仲は危機状態→って言っても夫婦仲はこの作品ではオ・ジヌという人物を語る上で必要なだけであって夫婦仲云々はほとんどかんけーナシ！

物語は、チャン・ドヨンの刑務所帰りの弟が殺される事件と、オ・ジヌが過去に関わった未解決事件の再浮上から始まる→無意識に予想したとーり、段々二つの事件が重なっていくんだよねー（苦笑）

二人が出会い、正反対の二人が手を組み、ふたつの事件は一つの大きな事件へと発展していく→ふたつの事件、偶然でも、巧く絡みすぎぃ！！（笑）

そして、一人の黒幕を追ううちに、彼らは国家的規模の巨大な壁にぶち当たる。。。→結末は意外にも。。。う～ん暗い。。。泣けるっていう感情はまったく涌かず、ただ暗い。。。


冒頭にも書いた通りワタシ、韓国映画ほとんど観た事ないので知らないんですけれど、主演の二人、有名らしいですね。。。

チャン・ドヨン刑事役のクォン・サンウ（韓国人の名前は覚え辛いし読み辛い。。。）この作品の役の雰囲気、どっかで観たことあるぅ！

ってずっと思っていたんですけれど、そう！

思い出しましたワ！

松田優作なの！！！

大昔に再々放送位で観た刑事なんですよー！

松田優作のドラマ、韓国でもやっていたんでしょうか！？

仕草とかカッコがどう観ても重なるんですよねぇ。。。

クォン・サンウ自体、とてもハマっていて、カッコいいから許せるけれど、松田優作似の演技してるヒトよりは、松田優作自身観た方がいいかなぁ。。。（笑）

ここまで書いて、余りいい事書けそうにありませんわぁ！

だって、入り込めなかったんですもの。。。

全てにおいて、芝居がかっていて、（正反対の二人が手を組む心理状況「なんでぇ！？」って感じでしたし、笑っちゃう！）泣きを誘うシーンがあからさまだし（ワタシは泣かせようと思って作られたえーがは泣けないんだよぉ。。。）、どこかで観たアメリカ映画に重なるシーン多いし（「ゴッドファーザー」「スカー・フェイス」etcだったらオリジナル観た方がヨイよ）

唯一ステキだったのがチャン・ドヨン刑事のお母様！
このお母様はステキです！
病気でありながらもファンキーさを失ってない！
唯一暗くないヒトなんですよ！

病気だってことに甘んじてないんですよね

それがこの作品を観ての唯一の救いでした。。。(しかも一番イイ演技してました！）

しかしなんで暗黒街のお偉方は政治家になりたがるのしょう。。。
この作品だけじゃなく、結構多いですよね。。。


今回はいい事書けませんでした。。。
だって本心なんだもーん☆
ところで、韓流スターファンの方って周りに居ますか？
よくテレビや雑誌なんかで取沙汰されておりますが、ああいう方達、本当に存在しているのでしょうか？？
是非、この作品の感想及び韓国の魅力を聞いてみたいです。。。