ソルト

WHO IS SALT?







ソルト（アンジェリーナ・ジョリー）はCIAの工作員

北朝鮮で逮捕され

過酷な拷問を受けるも

その身柄は捕虜交換として解放される

２年後

ロシアの特殊機関にいた男が

CIAの隠れ蓑である石油会社を訪ねてくる

その男の尋問をソルトが任されることになるが

男は驚くべき告白を始める

彼はロシアのスパイ養成機関の者だと名乗り

何十年も前に

アメリカに潜入させたスパイがいると打ち明ける

そして

その名前が

ソルトであると。。。





秘密を持ったスパイ

こういった謎めいた役は男性の俳優より女性が演じた方が

ミステリアス感が出る

と

ミラ・ジョヴォヴィッチが語っていたのを思い出しました




とはいうものの

もしかするとこのえーが

女スパイものと謳ってはいるけれど

観客をだますことが主目的なんじゃな～い？

と思ってしまうくらい

どんでん返し満載の作品でした☆





『ソルト』（２０１０年アメリカ映画）
監督：フィリップ・ノイス
出演：アンジェリーナ・ジョリー　リーヴ・シュレイバー　キウェテル・イジョフォー　ダニエル・オルブリフスキー　アンドレ・ブラウアー






アンジェリーナ・ジョリーの

アンジェリーナ・ジョリーによる

アンジェリーナ・ジョリーのためのえーがです＾＾；

今現在のアンジェリーナ・ジョリーのプロモーションヴィデオだと思って観に行けば

まず　間違いありません！！（笑）



アンジェリーナ・ジョリーの魅力は

その美貌であり

その体躯の曲線美です

それは彼女が

アカデミー助演女優賞を受賞したれっきとしたアカデミー女優だということを踏まえても

揺るがない

どんなにシリアスなえーがに出演しようとも

そこで好演しようともアンジーは

セクシー女優です！！

間違いない！！

そんな女優が

外見を劇的に変化させつつ

ハードアクションを繰り広げる女スパイを演じた時点で

このえーがに致命的な失敗は生じるわけがないんです




えーが自体はアンジェリーナいじめに徹底しています

殴られ

罵られ

水責めにされ

美しい顔を破壊され。。。

けれど

負けずとズバズバ反撃するアンジーの強いこと　強いこと（笑）


まぁ　正直ジェイソン・ボーンシリーズ思い浮かべちゃったけれど

出てくる主要キャラもサクサク殺しちゃって

完全にアンジーの引き立て役と化しちゃっていたけれど

繰り返し書くようだけれど

アンジェリーナ・ジョリーのためのえーがだから

いいんですよ

これで（笑）


難しいことは

『インセプション』で語ればいいんだから！（笑）





ただね　ひとつ

アンジーの魅力はその美貌ではあるんだけれど

あの目も　素晴らしいと思ってしまいました


母親が　子供を見つめるような自愛の目

愛する人を見つめる　女性の目


ソルトは北朝鮮と　その拷問から救ってくれた人によって変わったんですよね

ごく一人の女性として　彼を愛したことだけは紛れもない真実で。。。


女は愛によって変わることは

アタクシにはよくわかる


だから

ロシアの船の中での出来事に遭遇した時の

アンジェリーナ・ジョリーの無表情の中にある　

あの感情を観客に伝える目は

本当に素晴らしかった！！


このえーがが

裏切りと殺しの連続でありながら

後味が悪くならないのは

ソルトの行動原理が

彼の愛に支えられていたからなんですよ





どうでもいいハナシなんだけれど

ホワイトハウスのセキュリティーが

『踊る大捜査線　THE　MOVIE３　ヤツらを解放せよ！』の

新湾岸署の方が厳重だったというのは

オドロキでした（笑）