- 名前
- 鬼六
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 本を読んで、初めて泣いたのは「フランダースの犬」、初めて反感を持ったのは「走れメロス...
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こだわりの漫画ベスト2位
2006年02月05日 21:02
それは「沈黙の艦隊」です。
この作品の作者は、
かわぐちかいじ氏で、
講談社の週刊コミックモーニングに1990年代初頭
に連載されていました。
連載時にはかなりの人気作品となり、
その後、主人公の海江田艦長の少年時代を扱った
続編が連載されているぐらいだ。
物語は、日米の協力で秘密裏に建造された
原子力潜水艦「シーバット」に乗り組んだ海江田艦長以下が、
計画的な反乱を起こし、独立国家「やまと」を宣言し、全世界を敵に回す。
その目的は、一種の独立国家を結成することにより、
その所有する核ミサイルを抑止力として世界平和の実現を目指すことにあった。
しかしながらこの行動は、当然ながら米ソなどの大国を敵に回すことになり、
原潜「やまと」と各国の精鋭部隊との戦闘がくりひろげらる、といったもので
その戦闘シーンは白熱し手と汗握る展開が繰り広げられる。
惜しむらくは、この作品にはアイデアの盗用が指摘されることが多く、
作者側も目して語らず、いわくを残した部分が多かったのが残念である。
盗作といえば、
「金田一少年の事件簿」のトリックもいわくが多かった。
私自身も読んでいてこれはあのトリックを使っていると
直ぐ指摘できるものが多かった。
この作品の作者は、本格志向の推理が売りだったから
さぞやトリックを考え出す為、大変な努力をしたことだと思うが。
あのジョージ・ルーカス監督だって「スター・ウォーズ」が
黒澤明監督の「隠し砦の3悪人」の影響を受けていることを自ら公言している。
だから映画ファンには周知のことだ。
このように作者が原作者かまたはその関係者に堂々と了解を得ることが
必要なことだと思う。
アイデアを使わせてもらうのだから、せめてそれぐらいの努力責任は
当然のことと考えるけれど、どう思います?
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