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【この子の七つのお祝いに】

2008年05月02日 03:19

【この子の七つのお祝いに】

またすごいところ引っ張り出して来ちゃったなw

今回は「映画の功罪」について。

うーん。話も謎解きも大したことないわけですが(8歳くらいの年齢で見ましたが、オチをずばりと当てましたww)監督が増村保造
わっかるかなぁ・・・。実にみづき好みの映画を撮る監督さんだったのです。

梶芽衣子の「曽根心中」や緑魔子の「盲獣」など。
(「でんきくらげ」とか「しびれくらげ」のほうがもしかして有名なのかしら??w)

画面に独特の「暗さ」があるんですけど、その暗さが何故か8歳のみづきにヒッティングしてしまいましたww

本当に話はWikiで探るほどしか覚えてないのですが、岩下志麻の子供の頃に住んでたアパートシーンだけが今でも鮮明に思い出せるほど好みだったんです。
挙句の果てに親に言った事。

「将来はボロボロアパートに住みたい」
wwww

それだけあのシーンが私に与えた影響ははかりしれません。

ボロボロアパート。蔦が壁に這ってて、歩けばカンカン言うような鉄階段。
西日が当たる部屋。そしてたんすの上に置かれた日本人形・・・。

うーん・・・デカダン!!!!

なんであんなに魅力的に見えたのでしょうか。
それはこの映画とそのシーンがとても悲しいものだからだったんだと思います。

この時期の角川映画は薬師丸・原田路線とは別口でミステリー路線ってものがあったんですよ。
「この子の七つのお祝いに」をはじめ「湯殿山麓呪い村」「オイディプスの刃」などなど。そのドン詰まりが「天河伝説殺人事件」なんですけどね。

どれもみんなセンチメンタルすぎるほど悲しい話なんですよ!!これが。

センチメンタリズムデカダンがモロ好みで、それを象徴するのがあのボロアパートだったというわけです。

8歳でこんなものを見た少女は・・・大人になって立派な「廃墟萌え」もしくは「工場萌え」になりましたwwww
なんともわかりにくいジャンルですよね。

これぞまさしく「映画の功罪」ですww

このデジログへのコメント

  • ハルジオン 2008年05月02日 12:09


    盲獣と聞くと江戸川乱歩を思い出します。
    戦後の退廃した雰囲気とかは大好きです☆
    乱歩、横溝の世界

  • たいちょ 2009年02月27日 19:10

    おか~ぁさんって言って人を殺める。自分は子供の頃に恐怖に似た衝撃を覚えています。実際恐ろしいですけど

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