【お題日記】言葉責め

ねえきみすこしかんがえてみようじゃないかえ　ことばがせめるのかことばをはっするやからからせめられるのかえ　ことばにはんのうしてきみがせめられてるとおもうのかえ　いやなことばがきみをこまらせるのかそもそもなぜそのことばがいやなのかえ　つかえないことばがおおすぎていやはやつかえることばをさがしているうちになにをはなしていたのかわからなくなったのかえ　ことばはきみのじんせいそのものなんだそうじゃないかえ　そのきみのじんせいそのもののことばをせめるのかえそれともせめられるのかえ　てれびっていうことばをつかおうとするとへえまだてれびをみてるんだあなんてせめられたりするんかえ　あげあしとりかえ　ねっとにはすでにいくせんまんのくのことばがはんらんしててさあほしのかずよりおおいことばがわがものがおにのさばってるんだよおおん　ほうそうようごにしばられてさあ　びじねすようごにしばられてさあ　じんけんようごにしばられてさあ　あたしはせんさいだからすぐきずついちゃうんだけどおとかさあ　ことばはせめるためのどおぐなのかさあ　せめからまもるためのどおぐなのかさあ　いろんなさいとがあってさあ　そのさいとのなかできまりがあってさあ　だれがどんなりゆうでるうるをつくっているのかさえしらずにそのるうるにしたがってたりしててさあ　ふうふのあいだにもつかっていいことばとつかってはいけないことばがあってさね　しのぎをけずってるんだってさあね　もうそろそろみなさんわかっていいころじゃないのかえ　にんげんはことばでできているってことをさね　つかうことばがひとをつくるのさあね　いやまてそのことばをつくったのはひとかいそれともかみさまかいそれともほかのわくせいからおりてきたうちゅうじんかえ　どうやったらそれがわかるのかいえ　べんろんこぞうたちがいいたいことをすきほうだいいっちゃてるしさあね　ぽじしょんとおくとかさあね　せいじてきしめいかんにもえてへんかくはよいこととしてでまをごおぐしまくりとりすってさあね　いやあそこのだんなさあんはげてますねなんてねいいたいのにいわせないそのばのふんいきのわるさってあれなんなんだろうね　いやもちろんそんなこといわないさね　いいたいともおもってないさね　だけどいいたくもないのにいいたいだろうぜんていのいっちゃいけませんよおみたくさあね　あるでしょうがえ　ひとをのろわばあなふたつってそのあなふたついえるのかあ　きみたちことばぜめなんていっちゃってるけんどさね　いみもわからずくっちゃべってるんじゃあないんかえ　さっこんのせいじやさんたちはさね　そのことをはなすたちばではございませんとおっしゃってるんじゃないんかえ　はなすたちばじゃないものがなぜはなすたちばにおられるていらっしゃるのかえ　ことばをこねくりまわしてきみたちもまいにちひびこれこうじつとばかりにらっぴんぐしてるんじゃないのかえ　ねえきみすこしかんがえてみようじゃないかえ　せめてせめられてせめてるつもりでせめてなくてでもせめたよとおもってるそこのあなただんなごしゅじんさまおくさまぱあとなあゆうじんちじんたにんにしにんにしじんにさっかにさくしかにきゃくほんかにかんとくさんさね　そのことばいったいだれのものだとおおもいかえ　ことだましんじてるのかえ　しんじてないのかえ　おきょうにはなんとかいてあるんかいえ　いっさいくうくうさえくうくうとむとはまたちがうんだで　おまあさあのおっさってるこつわだすらにはいやはやこりゃまったとんとわっからねえずらだでなはあ　せぶんいれぶんいいきぶん　ぷはああいったずらだでなはあ　しゅうだんしゅうしょくそんなじだいもあったってよぷはあ　そんなじだいにもことばぜめってあったってずらだでよぷはあ　りんごおいわけのせかいみたいだなあぷはあ　でかせぎかえ　しゅうだんしゅうしょくかえ　じんしんばいばいかえ　だきしめておあげなせえだんなさまごふじんがたのみなみなさまぷはあ　しゃれこけたみなみなさまぷはあ　べんじょがといれになったしゅんかんみたくじだいのへんかでやんすかえ　はたまたあぽろがつきにおりたったあのしゅんかんのときめきにもにたすうこうなじかんかえ　わたしたちがうまれたときにはもうすでにすまほがあったんだっていってるじゃんてかぷはあ　だれがすまほをつくったっておもってるのかえぷはあ　はあでんちぎれだんねぷはあ　いいぶいもうごかねえしぷはあ　おらあのおっかあもいなくなるしさね　ええ　そこのおひと　ひとかえ　へえ　なんかえぷはあ　目の前がくらくなるさんとわまみいぷはあ　ああもうだめだでなぷはあ　いきもたえたでなぷはあ　ものもくわなくなったでなぷはあ　みずものまなくなったでなぷはあ　ねむりひめになったでなぷはあ　おもいでたくさんありがとさんでやんすぷはあ　うん　ないたなあ　うん　ないた　もういいもういいってでないこえをふりしぼってうごかないからだでてだけうごかしておらあのおっかあはおらにもういいもういいっていったずら　もういいもういいってうごかぬからだをひっしにてだけでおらにじぶんさのことだけやってろってさいごのことばっだった　ああ　そうだった　ああ　おもいだした　うん　ないた　いきなりないただ　ないたね　きみもないたかえ　おっかあがいなくなったとき　おらさあ　ないた　いまも　ないてるさ　ああ　ないてるさ　かんしゃのことばをまいにちささげてるだよ　ありがと　うん　ありがと　うん