体育倉庫の中

まだ中学生だった。
クラブ活動はバスケットボール、スタメンに選ばれたばかりの頃、同じクラブの友人達と朝練を計画し、監督の先生に許可をもらって、その日、、、日曜日の朝、、、学校に出かけた。学校に着いたので、部室で急いで着替えて校庭に飛び出した。校庭では、バレーボール部の朝練が既に始まっていた。女子バレーボール部だ。朝練は希望者のみなので四、五人しか来てなくて、それぞれが思い思いの練習をしていた。側に、当直の先生が監督をしていた。ぼくの好きな先生だ。永作博美さん似の。僕らも、それぞれ個人練習を始めた。しばらくして、先生はどこか用事でいなかったようで、バレー部は朝練を終え、早々に帰っていった。僕たちも、個人練習を終え、帰る準備をした。僕はもう少しだけ練習したかったので、一人残ることにした。校庭は、僕ひとりになった。一人、シュート練習をしていると、先生が戻って来た。バレー部がいないので、僕に、練習はやめて、先生の手伝いをしなさいと言った。バレー部のコートの後始末だ。ボールを拾って、体育倉庫に運ぶように言われた。体育倉庫は薄暗くて汗の匂いがした。自分の匂いだったかもしれない。片付けていると先生が入って来た。「ゴメンネ、手伝わせて、、、」いつもの先生ではない気がした。着てるものが違うせいなのか、そばに来て、マツトに腰掛けた。

「君も座りなさい。」

、、、隣に腰掛けた。

先生の甘い香りがした。

「君、私のことが好きなんだって？」

「、、、ハイ、、、」

「わたし、知ってたのよ。」

「、、、すみません、、、」

「謝らなくてイイヨ。居残りで手伝ってくれてありがとうネ、、」

、、、身体をピッタリくっつけて、、、

僕の手をとって、自分の胸を揉ませながら、、、

「ヒ、ミ、ツ、よ、いいわね!」

「、、、」

日曜日の朝、がつこうの体育倉庫の中で、永作博美さん似の先生に童貞を奪われた。先生は、泣いていた。何があったのかはわからないが、先生に求められるまま、何度もイッタ。何度も何度も、、、

「若いのね、、、汗ビッショリ」そう言いながら、また、銜えた。硬くなると、上に跨った。それを繰り返した。