- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 君はきっと、 僕のことが好きなんだろう。 そんな君を前にすると、僕も君のことが好きな...
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子供の味方の神様
2021年09月11日 22:21
20年ほど前、出張中に車にはねられて救急車で運ばれました。
交通量のほとんどない場所だったんですが、自転車で突っ込んできた子供を慌ててよけたところ
同じく子供をよけようとした後ろから来た車にぶつかられたという感じです。
事故から10年後に、妻とたまたまその地を訪れたところ、小さな祠を見つけました。
お花が供えてあって、近所の人が手入れしているような小奇麗な感じでした。
こんなものは当時なかったような、と一緒にいた妻と話していたところ
すぐそばの商店のおかみさんが、
「これはね、道路を渡っていて車に引かれそうになった小学生をかばって
身代わりになって死んでしまった男性のための祠なんだよ。
子供の味方の神様で、地元の子供たちは困ったことがあるとこの祠にお願いに来るの」
と教えてくれました。
僕が事故にあった場所と同じというのが、妻の興味を引いたようで
後日、妻が現場の最寄りの消防署や警察、病院などに聞き込みをしたそうですが
(皆様のお仕事の邪魔をしてしまって大変申し訳なかったです)
その場所ではここ十年以上、死亡事故はないそうです。
その上、事故による救急出動の記録も、僕の件以外は全くような感じでした。
もしかして自分の事故が、目撃者の噂に尾ひれがついてそのような話になったのかなと
思ったのですが、そうならそうで面白いなぁと。
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