京都人の密かな愉しみ

火野正平さんのとうちゃこ！という番組録画予約をしてる。ところが、今は真夏。この猛暑には老体に鞭打っての撮影はなく、夏休み(笑)。

しかし自動的にその時間帯が来ると録画を始めている。で、代わりに先日から、京都人の密かな愉しみ、という番組を録画してくれている。

以前から同番組はあった。しかし、出演者とストーリーがガラリと違って、しかも多分再放送。

京都人のいけずな部分とか雰囲気がさりげなくわかって、とてもよろしい。京都の文化を継承しようとする若者達が主人公。今どきの若者やから、その辺はええ加減なとこはあんねんけど、究極になると東京辺りの若者とだいぶちゃう。歴史と伝統、1000年の血が流れとる。それが、良きにつけ悪しきにつけ、ひょっこり顔を出す。そこが面白い。

嗚呼、こんな味のある番組をつくるNHKが、よりによって、いだてんみたいなカス番組を我々の血税を使って制作しよるのか、不思議。

さ、録画、見ますわ。

あ、BSやさかい、ご免なさい、ない人は。私一人で愉しみますわ。

楽しむ、愉しむ。この漢字の語感の差も面白いですね。愉しむって、なんやこう、隠微なニヤリとした楽しみかたという雰囲気、ありますな。